散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

考えもの

2019年05月12日 14時26分57秒 | 食べ歩き
今日は昼少し前から出かけて、まずは新古書店へ。そこから、琴似の本通りに出来たなーと思っていた、ブラジル料理の「P」へ。中に入ってみるとバル仕様の席で、カウンター席と壁についた小さなテーブル席(2名用)、奥に4名用の席が一つだけある。

先客はおらず、カウンター席に座り、メニューを眺める。うーむ、日曜日はランチメニューがなさそうなので、単品注文か…。ちょっと高くつきそうだと思いつつ、ランプ&旨味牛のハーフ&ハーフというのを頼み、それにご飯、味噌汁、サラダのセットをつけた。

まずはサラダから。まあ、これはごく普通のサラダだろう。



これを食べているうちに、レア目に仕上がったランプ&旨味牛がやって来た。鉄板がジュウジュウと音を出す状態で、脂が少しはねる。とりあえず一番手前のランプ(写真でいうと左半分)をカットして食べて見る。こちらは赤身でさっぱりした味だが、筋もなく非常に食べやすい。



ここでソースを投入するかということで、和風おろしソースを全体を冷やさないように1/3ほどかける。すると鉄板がまだ熱かったためにソースが沸き上がり、また汁が飛ぶではないか。

それが収まるまで、しばし待ってからあらためて食べよう。右半分を占める旨味牛の方は、焼く前の肉が見えたが、脂身が全体に入っている感じ。かなり柔らかくて、対照的な部位が食べられる、このハーフ&ハーフは良い仕組みだと思った。後半は脂に飽きてきたのと、端っこの方には若干の筋があったのだが、まあ、これはやむを得ないところか。

問題は食べづらさである。まずバーカウンターのようなところで食べているため、スペースが狭い。ご飯とステーキを手の届くところに置くと、味噌汁とサラダは手の出にくい横か、奥の方に置くしかないのだ。また椅子とテーブルの高さが中途半端で、ナイフとフォークを使うのに一苦労である。やっぱりこのカウンター、つまみと酒を置くバル向けだよね。

あまりのことに箸をつい落としてしまい、交換してもらう。この時の店員さんの対応はすこぶる良いのだが、そもそもテーブルに問題が、という感じである(バタバタしたためご飯と味噌汁の写った写真も無し)。

食事はなかなか美味かったが、相当落ち着かない店だった。これは考えものだ。



この後、床屋さんで髪を切り、図書館に立ち寄ってから帰宅。風が無ければまあまあ暖かいが、風が出たり日陰にいるとひんやりする一日であった。もう数度くらい気温が上がると、札幌の一番いい季節だ。