散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小さな浪費(3)

2020年03月21日 23時43分38秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
2軒目はいつもと同じバー「N」へ。先客1名でその後は私が帰るまで誰も来なかったが、連休前の木曜日は活況だったそうだ。1杯目はジン・No.3のジンソニックでスタート。



「男の隠れ家」の下町バー特集を読みながら飲む。2杯目はコアントローシリーズから、ポーラーショートカット。先日飲んで、これはなかなか傑作カクテルだと思ったが、今日も相変わらず美味い。ちょっと黒糖にも似た甘い味だが、それほどくどい味でも無いのだ。



1軒目の日本酒が効いてきたようで、3杯目はウイスキーの中ではそこまで度数の高くないキルホーマンロッホゴルム(46度)を頂くことにしよう。



なかなかしっかりした味である。というところで、次の客が来ないのだが、帰ることにしよう。

地下鉄に乗らず、すすきの交差点を通って東方向へ。





東1丁目あたりに小規模な飲み屋があるというので、そっちまで行ってみたが、幸いなことに満席のようだった。空席があったら、かなり酔っているのに突撃してしまったに違いない。

ホテルに戻り、シャワーを浴びてから1杯。



これも飲みすぎだったっぽいが、24時前に倒れるようにして寝る。

小さな浪費(2)

2020年03月21日 19時05分28秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日の一軒目は居酒屋「Y」へ。いわゆる大箱居酒屋だが、私はなかなかの実力の店だと思っているのだ。何しろ過去2回続けて、予約で満席のために入店できなかったという人気店なのだ。

ところがさすがに今日は空いているね。私以外の客は結局少人数のグループが4組くらいだったと思う。そんな中でも本日の御品書き(お勧め)メニューがあるので、そこから頼むことにしよう。今日はちょっと観光客気分だからな、ケチケチしないで、よしこれがいいな!

まずは紅茶ハイを頼んで、長崎産生本まぐろ中とろでスタートだ。





おお、これは想像を上回る美味そうなマグロだね。まずは山葵をかなり多めに乗せて食べる。予想通り上品ながらもたっぷりの脂のせいで、山葵が全然辛く感じられないね。また北海道らしく山わさびも付いてきたのだが、通しのイカ三升漬けともども、日本酒に合いそうなので、二世古の特別純米を早々に注文。山わさび醤油漬けで食べるマグロも相当いい。



もう一品頼んだ刺身が愛媛産真鯛刺。こちらはかなりの厚切りで、鯛はちょっと薄めの方がいいんじゃないかと思いつつも、山葵、山わさびで食べる。白身の味わいもなかなかのものである。



酒も進んで次は麒麟山だ。ここはほとんどの酒が半分量でも出してくれるので、色々試したい私にとっては望ましい店なのである。ちょっと辛口の麒麟山をやりながら、通しのイカ三升漬けも食べる。やはり日本酒向きだね、これは。

さて、昼食のこなれ度合が足りなかったせいか、そんなに多くは食べられなさそうだ。お勧めの中でノドグロも気になったのだが、次は噴火湾で取れたきんき炭焼きにしよう。これこそ観光客っぽい注文だろう。日本酒ももう半分ということで、真澄をもらうことにした。



きんきは写真では分かりにくいがかなり小サイズである。あまり大きくても食べきれないので店の人に大きさを聞いてはいたのだが、まあ千円以下の値段となるとこうなるよね。身はそれなりに食べる所があり、脂が控えめ、淡泊な味わいなので、大根おろしを乗せないで食べる方が良いかな。

というところで腹がいっぱいになった。



客が少ないのが心配だが、何とか持ちこたえて欲しい店である(1階にある系列店は休みになっていた)。

小さな浪費(1)

2020年03月21日 18時00分40秒 | 旅日記
何かで「札幌のホテル価格が下がっているのではないか?」と言う話になり、調べてみたところそこまで安くなっている訳でもないが、5000円以下で宿泊できるところがそれなりにあるようだ。さらに私は出張でたまっているポイントがあり、それを使うとタクシーで帰るより安い値段で宿泊ができそうなのだ(最近、すすきのからタクシーで帰ることも少なくなったが)。

ということで、札幌のホテル業界を少しでも支援するために(それにしては払う金が少ない)、すすきので一泊することにしよう。ちょっと疲れもあり、ギャラリー巡りを早めに切り上げて、先にチェックインをしておくことにした。



チェックインを済ませると、朝食&喫茶スペースでウエルカムドリンクが飲めるようだ。喉が渇いていたので、オレンジジュースをグッと飲んでから、コーヒーを入れて部屋へと向かう。その場にいたのは外国人客が1名(欧米系)と、どう考えても大勢の人が来ているとは思えない雰囲気だ。



部屋の広さは東京とあまり変わりないな。コーヒーを飲みながら読書をして、時間調整をする。枕が薄い形式のため、ベッドに座った時のクッションとしては使い勝手が悪い。やっぱり枕は2個置いておいて欲しいものである。



さて、昼食がやっとこなれ、17時半を過ぎてからすすきのの街へ。普段とは違う南東方面からすすきのへと入る。



一軒目はどこに行くとするか。

20200321ギャラリー巡り

2020年03月21日 14時43分56秒 | ART
本日は新さっぽろ→SCARTS→道新→大通→オマージュ→さいとう→三越→らいらっく→チカホ→大丸の10か所。

■新さっぽろギャラリー「柴崎康男展」。港に浮かぶ船のシリーズは縦方向の線が目立つ激しい画だったが、今回は山を中心に描いて、横ストロークが目立つ作品が多い。

「大黒島」:小さな丸い島と白い空は小ぢんまりとした良い作品だ。久々に画らしい画を見たという気がした。

■らいらっくぎゃらりい「河口真由美展 カレイドスコープ」。カラフルな色彩と様々な形を描いた小品。なかなかいい。

■地下歩行空間「THINK SQUARE2」。
田口虹太「無題」:映像作品なので、写真では分かりにくいと思う。



大西涼子「すずめミモザ」:枯れた木の間に雀が潜んでいる情景とのことだ。



五十嵐千夏「そのうちきっと、わかるはずの」:布にプリントされていたありきたりの英単語を逆さまから見た時に、見たこともない言葉に見えたことから発想した作品。



福嶋薫「どうしようもなく今」:チーズケーキをモチーフにした作品。


なかなかボリュームのある昼食

2020年03月21日 12時30分58秒 | 食べ歩き
今日は新さっぽろに行ってから大通に戻って昼食の時間だ。なるべく大手よりは個人店の方がいいよなと思い、中華料理の店「CP」へ。基本的には個人・少人数の客が多いので、あまり普段と変わらぬ来客数のように見えた。

今日は日替わりランチの内容がよさそうだったので、迷わず注文。タイミングが良かったのか、あまり待たずに注文の品が出てきた。ご飯、若布スープ、つぼ漬けに牛肉とアスパラの黒胡椒炒め、ハム玉という内容である。



牛肉とアスパラの炒め物には玉ねぎも入っているが、とにかく牛肉たっぷりの印象。黒胡椒がピリッと来るので、さほど脂っぽさを感じず、ご飯にも合う味付けだ。ハム玉は味を足さずにそのまま食べると、胡椒の辛さを和らげる優しい味だ。

ご飯の量もしっかりあり、ちょうど満腹。これで700円だから、値段も適正価格だろう。