有楽町から上野に移動し、まずは東京国立博物館「ほほえみの御仏」展へ。意外と博物館入口が混雑している。まずは券を買うのに50人くらいの列に並んだのだが、常設展のみの列と古代ギリシャ展の列は人が少なく、「ほほえみの御仏」展の列だけ人が多い。窓口の個数配分が悪いのではなかろうか。
何とか入場券を購入した後に、私ははじめてお目にかかる手荷物検査をやっているではないか。要人が来日しているわけでもなく、これは「ほほえみの御仏」展が「日韓国交正常化50周年記念」の特別展だからということなのだろうか。
パソコンやら何やらを鞄に入れ、若干怪しい私だったが、検査そのものはすぐ終了。やっと会場に入ることができた。
■東京国立博物館「ほほえみの御仏」。
「半跏思惟像」:まずは中宮寺門跡の国宝仏である。以前、中宮寺で見たことがあるのだが、今回はガラスケース越しとは言え、かなり接近してみることができる。そうなると肌合いの様子も良く分かるし、背中姿も見ることができ、いろいろ発見があった。この仏像、黒光りしているので遠目には金属製かと思えるくらいなのだが、近くに寄ってみれば、まさに木造。その辺が良く分かるのである。角度は仏像を右斜め前から見るのが一番良いように思えた。手前の右手に加え、左手のラインが中性的を越えて、なまめかしい感じがするのだ。
「半跏思惟像」:次は韓国国立中央博物館の韓国国宝仏である。こちらは頭部が大きく、若干ユーモラスな感じにデフォルメされた像のように見える。高さが83センチと若干小さい感じだが、何となく可愛らしさのある仏像であった。
展示は何ともいさぎのいい2点限り。特に中宮寺仏の方は人だかりになっているが、20分程度で最前列でもぐるりと一周してみることができる。
続いて常設展を急ぎ見て回る。今回は本館に加え、平成館の考古展示室も久しぶりに見て回ったので、時間がかかった。常設展の途中、特別公開「新発見! 天正遣欧少年使節伊藤マンショの肖像」があった。
ドメニコ・ティントレット「伊藤マンショの肖像」:これが世界初公開となる作品。伊藤”セクシー”マンショとミドルネームをつけたくなる顔立ちは、プロモーションによってはアイドルとしても行けるのではあるまいか。
→確か、18歳の時の肖像画だったと思う。
続いて、比較的最近できた「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」へ。どんな施設なのか良く分かっていなかったのだが、静かな館内には長浜紹介の映像が流れ、関連書籍がある。そして「川道町 尊住院 聖観音立像」が展示されていた。
昼過ぎになったので、ここで昼食をとろう。
何とか入場券を購入した後に、私ははじめてお目にかかる手荷物検査をやっているではないか。要人が来日しているわけでもなく、これは「ほほえみの御仏」展が「日韓国交正常化50周年記念」の特別展だからということなのだろうか。
パソコンやら何やらを鞄に入れ、若干怪しい私だったが、検査そのものはすぐ終了。やっと会場に入ることができた。
■東京国立博物館「ほほえみの御仏」。
「半跏思惟像」:まずは中宮寺門跡の国宝仏である。以前、中宮寺で見たことがあるのだが、今回はガラスケース越しとは言え、かなり接近してみることができる。そうなると肌合いの様子も良く分かるし、背中姿も見ることができ、いろいろ発見があった。この仏像、黒光りしているので遠目には金属製かと思えるくらいなのだが、近くに寄ってみれば、まさに木造。その辺が良く分かるのである。角度は仏像を右斜め前から見るのが一番良いように思えた。手前の右手に加え、左手のラインが中性的を越えて、なまめかしい感じがするのだ。
「半跏思惟像」:次は韓国国立中央博物館の韓国国宝仏である。こちらは頭部が大きく、若干ユーモラスな感じにデフォルメされた像のように見える。高さが83センチと若干小さい感じだが、何となく可愛らしさのある仏像であった。
展示は何ともいさぎのいい2点限り。特に中宮寺仏の方は人だかりになっているが、20分程度で最前列でもぐるりと一周してみることができる。
続いて常設展を急ぎ見て回る。今回は本館に加え、平成館の考古展示室も久しぶりに見て回ったので、時間がかかった。常設展の途中、特別公開「新発見! 天正遣欧少年使節伊藤マンショの肖像」があった。
ドメニコ・ティントレット「伊藤マンショの肖像」:これが世界初公開となる作品。伊藤”セクシー”マンショとミドルネームをつけたくなる顔立ちは、プロモーションによってはアイドルとしても行けるのではあるまいか。
→確か、18歳の時の肖像画だったと思う。
続いて、比較的最近できた「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」へ。どんな施設なのか良く分かっていなかったのだが、静かな館内には長浜紹介の映像が流れ、関連書籍がある。そして「川道町 尊住院 聖観音立像」が展示されていた。
昼過ぎになったので、ここで昼食をとろう。