散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

なぜか秋田(9)

2016年06月11日 15時12分37秒 | ART
昼食が終わり、美術館へ行こう。

■秋田県立美術館「平野政吉コレクションI」。
藤田嗣治「秋田の行事」:秋田にきて、これを見ないのは嘘だろう。縦365センチ、横20メートルを超える画面に、七夕・竿燈・神社・夜店・かまくら・雪だるまに秋田の人々とすべてが盛り込まれている。これは秋田の宝、黙ってみる以外ない。
藤田嗣治「一九○○年」:パリ万博の舞台に、この作品を描いた前年に無くなった奥様、マドレーヌを登場させた作品。印象派を思わせるタッチで、藤田得意の白い肌とは違った印象を受ける。
藤田嗣治「自画像」:和風の部屋にちゃぶ台、その上には和食が並べられている。猫を和服の懐に入れた藤田のやるせない表情。徹底的に和風にこだわった作品だが、何を思って描いたのか。

■同「平野政吉コレクションの精華」。
アントニオ・フォンタネージ「風景」:重々しい風景画。日本の洋画を一望するためには、あってほしい作品だ。
岸田劉生「自j画像(1913)」:22歳ころの自画像。まだアクが少ない。
彫千代「刺青見本図(イニシャル)」:アルファベット1文字~3文字までの組み合わせ見本。綺麗な飾り文字になっている。

佐竹曙山「竹に椿」:秋田藩8代目藩主。秋田蘭画の創始者と言ってもいいだろう。
安田雷洲「危嶂懸泉」:縦に結晶化したような岩から、滝が流れている。しかし、その水も結晶のようであり、水には見えない。
亜欧堂田善「大日本金龍山之図」:浅草は浅草寺だろう。影が書き込まれた洋風の画になっている。

秋田県立美術館はまだ建物ができて新しいようで、非常にスマートなデザインの建物であった。

 

喫茶コーナーから見える窓の先は、水をたたえた水面になっている。



堀の向こうに、かつての県立美術館の建物が見えた。これもクラシックだか、印象的なデザインである。



次はビルの中にある秋田市立千秋美術館へ。



■秋田市立千秋美術館「ぼくたちのあそび 岡田謙三と馬場彬」。私の全く知らない抽象画家だ。
岡田謙三「呼吸」:茫洋とした抽象画の中に、漢数字にもみえる「一」の線。一呼吸を表したものか。
馬場彬「回遊儀1」:木の球に描かれた抽象画。どうしても普通の絵画は、画面の縁で想像力が断ち切られる感じがするが、球の表面に描くといつまでも目が止まらなくなる。これ、良いアイディアかも。

■同「秋田蘭画の世界」。年に一度の企画展なのだそうだが、せっかく秋田に来たのだから、これが見られて非常に良かった。
佐竹曙山「岩に牡丹図」:色鮮やかな作品。青の太湖石の奇妙なくねり具合が、印象的。
佐竹曙山「燕子花にナイフ図」:シャープな燕子花の葉に、ナイフを取り合わせるところが面白い。
佐竹曙山「蝦蟇仙人図」:見事に奇怪な蝦蟇仙人を描く。

小田野直武「解体新書」:ワルエルダという人の「解剖学」という本が秋田に伝わっており、そこから図を借りて描いたものらしい。
佐竹曙山「湖山風景図」:ヤン・ブリューゲルの版画が原典になった作品らしい。秋田の芸術愛好ぶりが良くわかる。
佐々木原善「花鳥図」:にぎやかにしてゴージャス。こういう作品があると華やかで楽しい。

佐竹曙山「鵜図」:黒々とただ一匹の鵜が描かれている。

全体的におおらかに楽しく描かれた作品が多く、変な技巧が凝らされていない所に好感が持てた。しかし、何となく秋田の文化度の高さが伝わってくるなあ。


なぜか秋田(8)

2016年06月11日 12時48分56秒 | 食べ歩き
展覧会を見て歩く合間に、ちょうど昼時になった。どこかで昼食をとりたいが、この辺、大きな商業施設ばかりなのでいまいちピンとくる店がなさそうだな~。と思っていたら、こんな店があった。稲庭うどん、いいんじゃないだろうか。



店に入るとさほど混雑もしておらず、大きなテーブル席の一角に腰を下ろすことができた。メニューを眺めると、いろいろ料理的な品もあるが、やはり麺好きはこのメニューだろう。ということで、乾麺と生麺の食べ比べというのを注文する。

やってきた品を見てちょっと予想外だった。麺が2種類あるのは当然だが、つゆも2種類あったのか。これは嬉しい趣向である。



早速、乾麺(右側)から醤油味のつゆにつけて食べる。おお、乾麺と言いつつも予想以上に滑らかで、水分感のある舌触りだ。薄い麺の形状が心地よい。続いて生麺(左側)を食べると、こちらは円筒形の麺でもっちりした歯ごたえ。これは乾麺とは一味違うが、どちらが素晴らしいとも簡単には言えない感じだ。つゆはどちらか一つと言われれば醤油味だが、「ゴマダレも付きますが」と言われれば、喜んでもらうであろう味だ。

セットにはひじき、漬物と薬味がついてくる。

 

なので、麺2種類×つゆ2種類×薬味3パターン(なし、ネギのみ、生姜と紫蘇)の12通りの味わいを楽しむことができた。

日本3大うどんともいわれる稲庭うどん。なかなかやるじゃないと素直に感じ、最終日にお土産として購入することにした。

なぜか秋田(7)

2016年06月11日 12時00分26秒 | 食べ歩き
今日の秋田は暑い。公式には29度だったらしいが、日向は当然のことながら30度を超えているだろう。あちこち歩いて久保田城跡まで来たところで、ついにあの秋田名物を発見した。



そうババヘラアイスである。おばちゃんがヘラを使って2色のアイスを花の形につくるところからこの名前が付いたらしい(ストレート過ぎる…)。さっそく私もアイスを形作ってもらい食べる。



ものすごく口どけがいい。暑いから美味いだけじゃなく、このアイス自体のレベルが高いのだ。ついパクパクと食べ進み、頭がキーンと痛む私であった。

秋田に行った方はぜひ食べてほしい。最近は岩手県にも進出しているらしい(とテレビで見た)。

なぜか秋田(6)

2016年06月11日 11時32分28秒 | ART
早朝から市場で朝食を取り、ホテルに戻り一休み。あまり早くスタートしても見るべきところがまだ開館していないのである。10時前にようやく出発し、まずは歩いて5分ほどの秋田市赤れんが郷土館へ。郷土館とは言っても、旧秋田銀行本店本館として建てられた、ずいぶんゴージャスな建物なのである。



まず中に入ると、いわゆる銀行の営業室と言われる部屋だ。ここは部屋自体も素晴らしいが、天井の作りがとても印象的だ。



それからアメリカ製の暖房設備、鋳鉄ラジエーターが凄い。円筒状になっているのも珍しいが、表面には文様が施されている。こんなの見たことがない。

 

次に一般人は見られなかったであろう頭取室や貴賓室を拝見。どこに行っても暖炉があり、豪華なのである。

 

そして、金庫室。ここは中にさらに金庫があり、そこには解説用のモニターテレビが埋め込まれていた(やや、興ざめ)。



2階から見下ろす営業室。気持ちがいいほど広々している。



銀行の会議室だったところに秋田出身の人間国宝で鍛金家・関谷四郎の記念室があったが、さらに展覧会が2つ開催されていた。

■「勝平コレクションで見る浮世絵の楽しみ」。
東洲斎写楽「市川鰕蔵の竹村定之進」:おや、こんな有名な作品があるとは。
歌川貞秀「大日本国郡名所 久保田」:久保田、すなわち秋田である。これは地元でいい作品を見た。
野村芳国「京都名所図絵 大崎河原崎造幣寮之図」:小林清親の光線画に影響を受けた人らしい。そういう雰囲気の作品。



■「秋田の自然と風俗~四季の街~」。こちらは秋田出身の創作版画家、勝平得之の作品を展示した常設展。秋田の昔の景色が見事に描かれており、ここで公開している意義は大きいと思う。



エレベーターにも勝平の人形像がデザインされている。



館内に貼ってあったポスターには秋田美人。



外に出てもう一度建物を見ると、なかなか複雑な造形が見て取れる。秋田の奥深さを体現する建物である。



次は共通入場券で合わせてみることのできる、民族芸能伝承館へ。



伝承館の入口から入るが、先に見るのは旧金子家住宅だ。



江戸時代後期に質屋・古着商を営み、明治初期に呉服などの卸業を始めた商家とのこと。昭和57年まで営業していたという建物なのである。

 

伝承館に戻ると、竿燈など、秋田の祭りや芸能にまつわる展示がされている。

 

「秋田万歳」の人形。表情が随分生々しい。



展示されていた太鼓。自分で音を出すこともできる。



東北地方の歴史、やっぱり北海道とは違うよなあ~。と、痛感させられる展示だった。

なぜか秋田(5)

2016年06月11日 06時32分31秒 | 食べ歩き
昨日は早く寝たため、4時頃から断続的に目が覚める。6時前には完全に頭もさえ切ってしまったので、朝食でも食べに出かけるか。今日の秋田はいい天気で、気温は28度まで上がる予報となっている。



昨日立ち寄って、事前に調査をしておいたのが秋田市民市場である。



市場内には鮮魚店も沢山あるが、買ったものをその場で食べるという雰囲気でもない。朝からやっている「Y」食堂というのを事前に見つけてはいたのだが、市場関係者向けというか、海鮮三昧という感じではないようだ。メニューには焼き魚定食こそあるものの、その他にはラーメン、炒飯や肉の定食も多い。

しかし今日はあえてこの食堂に入り、定番の「朝定食」にしよう。玉子焼き、または目玉焼きが選択できる朝用の定食なのである。玉子焼きを注文して、秋田魁新報を読んで待つ。やはり、旅に出たらローカル新聞だ。それはいいけど、熊による犠牲者が4人とは大変な事態である。



待つことしばし、朝定食が到着。ご飯、もやしとわかめの味噌汁、玉子焼きとキャベツ、納豆(ネギたっぷり)、味付け海苔、漬物という布陣である。



いや、海鮮三昧じゃなくてこういうのでいいんですよ(昨日、刺身をがっちり食べたので)。玉子焼きはちょうどいい焼き加減で、醤油を垂らしてパクり。実はご飯が結構な量で、納豆に海苔まで総動員してやっと食べきった。



すぐそばのコンビニで珍しく缶コーヒーを購入して、のんびり散歩しつつホテルに戻る。

なぜか秋田(4)

2016年06月10日 21時44分41秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
早くも3軒目となるバー「TB」へ。いい感じの店構えだが、店内から大きな声がする。ちょっと嫌な予感がしたのだが、酔っていたせいもあり突入してしまった。



店に入ると案の定、どうにも下らない飲み方をする男(と連れの女性)がいた。何しろ相当酔っているように見えるのに、スピリタスなどを飲んでいるのだから始末に負えない。一番遠い端の席に座る。1杯目はジンフィズを注文。



おや、ちょうどグラスに合うサイズの四角柱状の氷を使っている。客はさておいて、いい店なのかも。

通しはコールスロー。これを小さなパンの上にのせて食べると、なかなか悪くない。



2杯目はチナール+ピコン+ラム+イエーガーマイスター+オレンジジュース+ミント+オレンジピールをシェイクしたカクテルが来た。「苦いリキュールが好きで」と頼んだのでこうなったのだが、オレンジジュースだけでは甘くなるので、ピールを使う辺りは良いかもしれん。



騒がしい先客も帰って行ったが、私もそろそろかなりの酔っぱらいだ。初めての街の初日なので、この位にしておこうか。



この後、ホテルに戻り、22時頃就寝。ずいぶん、早く寝た。この日の歩数は18,944歩。

※20160613 2杯目のカクテルレシピを訂正しました。苦いリキュールが多種類入っています。

なぜか秋田(3)

2016年06月10日 19時32分13秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
2軒目は秋田でもっとも古くからあるらしいバー「L」へ。何しろ、自分の年齢より古いバーというのも、なかなか無いのである。古い割にはカジュアルな感じの店構え。気軽に入ると、やはり一番目の客になってしまった。お二人のバーテンダーがいるが、おそらくオーナー氏の出勤はまだこれからなのだろう。

まずは様子見に1杯目はモスコミュールから。



おおいいね。爽やかなモスコミュールが今日の暑さにはちょうど良い。軽いつまみが一緒に出された。



チーフバーテンダー氏はまだ若いながらも、なかなかの人物である。一人しかいない客である私に、密着しすぎず、それでいてヒョイといいタイミングで声をかけてくる。つい、札幌から到着したばかりであることを話してしまう。

2杯目はジン+GET27+スターリーディタ+レモンのカクテル。「ミントリキュールを使ったカクテル。意外とディタなんか相性いいですけどね」と話をすると、ディタのスターフルーツフレーバーを使ったカクテルを作ってくれた。



これはスッキリしていい。ディタらしいフレーバーも南国フルーツの味わいと共に香ってくる。

3杯目は最近よく飲んでいるロブロイ。ウイスキーはお任せしたところ、デュワースホワイトラベルとオーソドックスなものを使っている。



しかし、このバー、内装がいいね。入口の感じとは大違いで、重厚な雰囲気が漂っている。しかも奥の窓の向こうには、街の真ん中を流れる旭川が見えるのだ。もっと暗くなると、さらに雰囲気が良いのだろうな。



残念ながらオーナー氏には会えなかったが、このバー、良い店だと思う。秋田に住んだら、ここに通うことにしよう。


なぜか秋田(2)

2016年06月10日 18時30分23秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
ホテルに荷物を降ろし、予想外にホテルのそばにある飲み屋街を散策することにした。



素敵な看板を見かける。飲み屋街はさほど大きくなく、主要エリアはすすきので言うと2~3ブロック相当だろうか。歩いて2周し、中通も一通り歩いてみる。やっぱりこういう時って、迷うよなあ。いわゆる郷土料理店もあるが、どうだろうなあ。

 

迷いに迷った挙句、17時過ぎに何とか心ときめく店を発見。情けないことにネット上で評価を見ようとしたが、どうもあまり記載が無いようだ。よし、ここは自分の感を信じて入ってみよう。



まだ時間が早いせいか客はおらず、カウンター端の席に無事座ることができた。結構、天気が良く暑かったためまずはビール。通しは蕗の煮物と「うるい」を寄せたもの。味付けは濃くなく、すっと食べやすい。



まずは「みず玉醤油漬け」から。これは「みず」という山菜の「実」(むかごのようなものか)を醤油に漬けたものらしい。サクサクした歯触りとほんの少しの粘り気、これは酒のつまみには持ってこいだ。



次は大物の「かやき」。本来は貝を使うのだろうが、小鍋仕立てでやってきた。中身は比内地鶏、豆腐、山菜、エノキなど。



これをすき焼きのように玉子に漬けて食べる(玉子を鍋に溶きいれてもいいらしい)。鶏肉は歯ごたえがしっかりしており、少し甘めの汁と共に非常においしい。



これでエンジンがかかってきたところで、燗酒を注文し、地物の多い刺身盛り合わせをお願いしよう。

軽く1人前でとお願いしたのだが、他の客があまりおらず大将の腕に力が入ったか、想像以上に立派な刺身盛り合わせが来てしまった。マグロ(赤身、トロ)、タコ、平目、サザエ(貝の後ろに肝が隠れている)、小肌、卵焼き、茎わさびという内容だ。



マグロのトロは口の中で瞬時に溶ける感じ。蛸は生のものを店で仕込んでいるというだけあり、旨みがたっぷり。平目も天然ものとあって、むっちりとした歯触りである。そして、北海道にいい小肌無しといつも思う私だが、秋田にはいい小肌があった。酢締めではあるが、これは魚の味も生きている。

そして何といってもサザエだろう。私のためにサザエが1つお陀仏になってしまったが、ちょうど食べやすい歯ごたえ。そして肝の苦みも心憎い。そんなに珍しい魚の種類があるという訳でもないが、知らない土地にやってきて、この盛り合わせは嬉しいものだ。

予想外に燗酒がたっぷりあったので(2合だったのだろう)、「くろも」という海藻を注文。これは実に歯触りがよく、美味い。



「もずくの仲間らしいけど、水っぽいもずくなんて食べられなくてさ」という大将。秋田訛り全開の(いや、私に気を使って加減しているであろう)大将の話を聞く。ちょうどテレビのニュースでは、秋田県で熊が出没し何人かの人が亡くなっているというのをやっているため、大将が「みんな、竹の子取りの人さ。あれ、カネになるんだ」等々。

すっかり満足して、まず1軒目は大正解だった。ちなみに刺身盛り合わせのため、結構な値段であったが、あれを除けば普通使いのできる店だと思う。気を良くして、次はバーにでも行くか。

なぜか秋田(1)

2016年06月10日 14時18分59秒 | 食べ歩き
私が旅行に出かけるのは9月が多いが、今回は変則的に6月に出かけることになった。理由は「○○○○○○○○祭り」を見るのが嫌だから、ではなくて(もちろん見るのは嫌だが)、昨年、飛行機に乗っていたスカイコインというやつがたまっていたからである(結果的に「○○○○○○○○祭り」も全く目に入らなくて済んだ)。

そのスカイコインは飛行機のアップグレードに使えたりするのだが、そもそもたまっていることに気が付いたのが利用期限である3月だったのだ。飛行機に乗る機会がないので、これはどうしようもないと思ったら、電子マネー的なものに変えるとさらに1年利用ができるらしい。この電子マネー的なものは飛行機の代金にしか使えないため、結果的にどこかに行く際に使おうということになったのである。金額として1万円分だったので、さすがに捨てるのはもったいないのだ。

いつものごとく、琴似から出発。



ちょっと札幌の街中で用を足し、新千歳空港に移動。普段、東京に行くのとは大違いの隅っこの方に待合室がある。



時間がちょうど昼時にかかるため、おにぎりで軽くつないでおこう。



そして目的地は(もうタイトルに書いてあるけど)「秋田」なのである。



特に意味はないが、あまりお金がかからずに行けて、かつ行ったことが無くて、何とか昼過ぎくらいに到着する空港ということでこうなったのである。さて、そろそろ飛行機に乗る時間だ。



あれれ。



途中まで全く予想していなかったのだが、プロペラ機なのか。いや、初めて乗るよ、プロペラ機。



最初は不安を少々感じたが、乗ってしまえば飛行高度が低いのと、プロペラ音に違和感があるものの、飛行機には変わりない。



コーヒーを飲んでいるうちに、秋田の大地に向けて飛行機の高度が下がっていく。



無事到着。思ったより暑いね、秋田は。

 

空港をでると、すぐ目の前にリムジンバスがある。これで秋田市内まで約35分。930円という値段が少々高いようにも思うが、割と移動は楽だ。



バスで移動中に新幹線が見えた。北海道の人は新幹線を見ると興奮するよね(北海道新幹線以外)。



そして秋田市内に到着。さっそく竿燈がお迎えだ。



14時にチェックインできるので、早速ホテルに荷物を降ろす。



閑散期なのか、ツインルームのシングルユースで部屋は広々としている。


20160612ギャラリー巡り

2016年06月10日 10時53分10秒 | ART
札幌で取り急ぎ、時計台→キヤノンの2か所。

■キヤノンギャラリー「杉山 宣嗣 写真展:部族の肖像 TRIBE @ PAPUA NEW GUINEA」。なかなかサラリーマンには行きづらいギャラリー。平日休みの今日、急に思いついて行ってみたが、なかなか面白い展覧会だった。

 
→写真撮影可、SNSにアップ可という掲示があった。

大通の図書館返却ポストを初めて使う。


気分転換の昼食

2016年06月09日 13時25分43秒 | 食べ歩き
昨日の飲みすぎで気持ちが悪いほどではないが、体がだるい。朝から何となく重苦しい感じで過ごし、追い打ちをかけるように12時台に会議をしなければならないという始末(場所が昼休みにしか取れなかったのだ)。

終わったので、気分転換に外で昼食をとることにした。ふらふら歩いているうちに、「量がコントロールできそうだからここがいいな」ということで、先日もやってきた回転すしの店「KK」へ。さすがに今日は酒を飲むわけにはいかず、お茶を飲んでしばし様子を見る。

よし、最初は活ホッキからだ。爽やかでいい味である。



次は私の好物トビッコと炙りサバ。プリン体の大量摂取につながりそうだが、私はどうにもトビッコが好きなのだよね。

 

前回も食べた小柱。この新鮮な感じはお得商品だと思う。私のところでちょうど品切れとなった。



締めは甘さを求めて玉子と締めの巻物、ガリサバ巻だ。

 

結構満腹になってしまったので、ガリサバ巻は無しで、玉子で締めても良かったか。安い皿ばかりで勘定が千円に達しなかったのも良かった。

長かった一日(2)

2016年06月08日 22時22分02秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日もお客さんとの飲み会。すすきののワインバー「B」へ。結構皆さんワイン好きとあって、4人で赤ワイン4本を飲むという荒業にでてしまった。食べ物はポテトサラダ、サラミ、玉ねぎのパイ(これ、旨かった)、ローストポーク、後なんだっけ?

結構、話題もうまい事つながったものの、4時間半越えのロングラン飲み会とあってぐったり。終了後にお客さんを送り、自社の二人で顔を見合わせたが、「もう限界」との言葉を交わして帰宅。月曜日よりは早く終わったが…。

長かった一日

2016年06月07日 01時37分13秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日は、今後お付き合いすると思われる会社の方との懇親会。大通りの居酒屋「M」家へ。

飲み物は最初ビールから、ハイボール。結構、濃いハイボールだった。食べ物は刺身、焼き魚、豚角煮、炊き込みご飯、アイスなど。記憶が定かではないのだが、ここはまずまずの料理を出す店だ(個人的に来たことあり)。

2軒目は先方とは別れて、自社のみの反省会(飲み足りないだけか)。近くにあるバル「MP」へ、他の2名を案内することになった。飲み物は赤ワイン2杯。食べ物は白レバー煮浸し、パテ・ド・カンパーニュ。白レバーが私以外の2名に評判が良かった(私は食べたことがあるからなあ)。

深夜に帰宅し、気が付くと1時過ぎ。今日は一日長かった。


20160605最近読んだ本

2016年06月05日 21時43分34秒 | 読書
■「現代語裏辞典」筒井康隆
読むのに時間がかかった。

■「日曜は憧れの国」円居挽
なぜかカルチャーセンターのお試し講座を受講することになった中学生4人。ちょっとした事件が発生するが、4人それぞれの特徴で謎を解決する。

■「御手洗潔の追憶」島田荘司

■「プロレスという生き方」三田佐代子

■「京都ぎらい」井上章一
洛中と洛外って、札幌で言うとどういう感じなのだろう。札幌村と琴似村くらい違うのか?

■「妖怪ハンター」諸星大二郎

■「殺したい蕎麦屋」椎名誠

以下、図書館の2冊。
■「防犯バイブル2016」ラジオライフ編

■「突然、親が亡くなった 初めての葬儀だけど喪主を立派に務めたい」松本美佳

効果ありやなしや

2016年06月05日 13時01分34秒 | 食べ歩き
本日は床屋さんで髪の毛を切らねばならないので、外出した。まさに快晴そのものなのだが、風が冷たい。



昼食は1軒目で行こうとしたところに振られ、2軒目はカレーの「P」へ。注文はポーク野菜カレー、辛口、ご飯普通盛り。トッピングにガーリックチップをつけてみた。これって、疲労回復に効果がないかな?



カレーにも少しスパイスを追加して食べた。食べ終わるころに汗が出てきたが、これで体調が良くならないかな(もう、他人頼り)。