散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

夏の旭川(2)

2016年07月16日 13時54分49秒 | ART
昼食の後は、もちろん旭川美術館「ひろしま美術館所蔵 フランス近代美術をめぐる旅」へ。まあ、印象派を中心にしたこういう展覧会ばかりどうなんだろうという気持ちもあるが、なかなかいい作品が出品されていたのも事実である。

ギュスターヴ・クールベ「雪の中の鹿のたたかい」:これはクールベ作品の中でも、出来の良い方である。
エドガー・ドガ「浴槽の女」:ドガ得意ののぞき見カット。やはり上手い。
クロード・モネ「セーヌ河の朝(ジヴェルニーのセーヌ河支流)」:何を書いているのか正直分からないくらいモヤモヤしているが、良い作品だと思う。

ベルト・モリゾー「若い女性と子供」:女性の顔がいい。作品解説でこの人がフラゴナールのひ孫だということを初めて知った。
ポール・ゴーギャン「ブルターニュの少年の水浴(愛の森の水車小屋の水浴、ポン=タヴェン」:少年の裸体を細やかに描いた作品。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック「アリスティド・ブリュアン」:塗り残しと言えばセザンヌだが、もうこの頃になると即興により特徴を捉えることの方が重要で、塗り残しなど問題ではないのだ。

アンリ・ル・シダネル「胸像、ジェルブロワ」:進化を続ける絵画だが、胸像が示す象徴的な意味あい、日の暮れた庭に残された椅子2つが示す人の気配。こういう作品の方に惹かれる私である。
アンリ・マティス「赤い室内の緑衣の女」:朱色の壁の圧迫感に対応する緑の服。マティスらしい作品。
パブロ・ピカソ「酒場の二人の女」:全体に青のフィルターをかけたような表現。上手さ全開のピカソはいい。

パブロ・ピカソ「女の半身像(フェルナンド)」:好き嫌いはあれども、これが「ザ・キュビスム」である。
モーリス・ユトリロ「アングーレームのサン=ピエール大聖堂」:青い空に巨大な聖堂。もう悩みを突き抜けたユトリロである。
アメデオ・モディリアーニ「青いブラウスの婦人像」:ピカソの青の時代の影響受けまくりだが、この陰鬱さが深みを出している。

ハイム・スーティン「椅子によれる女」:力強く、椅子をねじ切りそうな女である。
キスリング「花」:緑色をバックに赤と紫の花。キスリング得意のテラテラと光る画面がいい。
アンドレ・ドラン「風景の中の金髪の婦人」:少々芝居がかった感はあるが、力強い表情と手の動きが描かれている。

モーリス・ド・ヴラマンク「花瓶」:あっちこっちに飛び散りそうな勢いの花である。
ベルナール・ビュッフェ「赤い家」:激しさとバランス感がある。

上記で述べた中でも、ピカソとモディリアーニは良い作品ではなかろうか。個人的にはシダネルの時代逆行性が好きであるが。

  

図録がミニサイズで1300円だったので、つい購入。

■旭川美術館「木の造形セレクションI」。
土屋公雄「目を閉じて」:同心円状に立てられた、燃え尽きたマッチ棒。
三宅一樹「素足詞VII」:上半身は茶色がやや強いが、素足の部分の白木に近い色彩に目が行く。
戸谷成雄「山津波」:チェーンソーで切り刻んだところから、山が崩れ出す瞬間のよう。
戸谷成雄「湿地帯」:豆の鞘状のところにギザギザの切れ込みが入っている。ここに足を踏み入れたら、抜け出せなくなる感じがある。



旭川駅に戻り、駅裏へと向かう。


夏の旭川(1)

2016年07月16日 12時15分28秒 | 食べ歩き
久しぶりの旭川訪問である。前回は一日散歩切符も使いつつ、オール普通電車で移動するという過酷な日程になったが、今回は往復とも特急電車に乗ることにした。大人なんだから、お金で解決である。

しかし、JRの切符販売機はちょっとひどいと思う。往復のS切符を買う方法が、どうやっても分からない。往復か否かの選択肢が全く出ないままに購入キップを決定する画面まで来てしまうのだが、何か私が大きく勘違いしているのだろうか。結局、窓口に並んで切符を購入。こういう時、指定席は売り切れだと言っているのに、あーだこーだと悩む年配者が前にいてイライラする。

琴似から札幌駅まで移動し、札幌駅から特急へ乗り込む。ほぼ満席の混雑度合い。私の周りは台湾の人なのかなあ…。

真昼間の移動のためさすがに眠たくならず読書に励み、旭川到着。まずはまっしぐらにラーメン「S」へ行き、昼食。この店、実にシンプルな塩らーめん、醤油ラーメンの他に、カレーラーメン、カツラーメン、餃子ラーメンなどの邪道心満載のメニューもあるのだが、結局は醤油ラーメンを注文。



メンマがちょっとなあ、という以外は大変美味かった。醤油の風味を生かした、シンプルな味わいである。入ったときは先客2、3名だったが、その後、十数人の団体が入ってきたので、ちょうど良いタイミングだった。


年に(多分)1回の味

2016年07月15日 19時13分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈


焼肉を食べた後は、そのままバー「N」へ。私服だったので、休んでいることがすぐわかり、4連休を羨ましがられる。

さて、今日の1杯目は目の前に桃があったので、ベリーニだな。昔は軟弱カクテルの代名詞というか、あまり良い印象を持っていなかったのだが、桃+シャンパンだからね。これが不味いわけがないというか、美味いに決まっているのである。



今年は桃の育成があまり順調ではないらしく、ややさっぱりした味に仕上がった。しかし、美味い。欠点というと、アルコールが入っている気がしないところかな。

2杯目はグレンファークラス15年を使った官能的なカクテル。このカクテルはカルヴァドスバージョンが最もいいとは思うのだが、このウイスキーバージョンも相当な素晴らしい出来栄え。



3杯目はなにを飲んだらよいかと相談し、久しぶりにアクアビットギムレットを飲んだ。酸味とアクアビットのフレーバーがいい。



この辺で、そろそろ他の客もやってきたので、切り上げることにするか。


そうだ、休みと言えば

2016年07月15日 18時00分43秒 | 食べ歩き
さて、晩飯をどうしようかと思ったのだが、休みの楽しい気分の中から「そうだ、こういう時は焼き肉だな」という考えが浮かんだ。そうなると、もう止まらない。17時になるとすぐに、すすきのの北側、焼肉「K」へ。さすがに普通のサラリーマンは仕事が終わっていないのだろう。先客は誰もいなかった。

レモンサワーを注文し、まずは私の最も好きな組み合わせ、上ホルモンと牛サガリから。

 

今日も好調だね。そういえば、今日は平日だったので晩酌セットが注文できるのだが、壁のメニューのどこにあるかがとっさに見つけられず、断念。後から来たオヤジが、「セットね」というのを聞いて、ちょっとうらやましくなった。しかし、セットは通しのキムチ・ナムルが付かないから、まあ、これはこれでいいか。

第2弾はガツ、豚バラ。豚バラは脂が多くてタレが乗りにくいせいか、ゴマ塩で食べるのである。

 



途中で日本酒冷や(常温)を追加し、焼肉を満喫して終了。炭火の強さも、焼き具合も、今日は上手くいった。



まだまだ日は長い。


20160715ギャラリー巡り

2016年07月15日 16時33分50秒 | ART
本日はエッセ→大丸→プラニス→キヤノン→クロスホテル→自遊空間→時計台→STV時計台→STV北2条→道新→DO-BOX→北海道文化財団アートスペース→富士フイルム→三越→さいとう→500m美術館→市民→クラーク→ARTスペース201の19か所。ドニチカキップがないため、街中中心だが、かなり頑張ったのではあるまいか。

■プラニスホール「北海道新幹線開業記念「夢・つなぐ風景」」。テーマのゆるさと、必ずしもそれにあっているわけではない出品が多いことで定評のある(?)JR Tower Art Planetsシリーズだが、今回は風景がテーマということで、それなりに面白かったかな。

石川潤「キタルミチ」:風景画というより抽象画であるが、彼得意のモチーフであるトゲトゲが、何となく雪の中の熊笹の葉のように見えてきた。今回出品されている中では、圧巻の大作。



■自由空間「KiRi BLUE」。久しぶりにここまでやってきた。



となると、たぴおを主宰していらしたHさんにご挨拶していかなければなるまい。



ランチタイム過ぎに行ったので、いくらかゆっくり話をすることができた。何となく喫茶店のマスター姿もお似合いのHさんである。

1階のバスターミナルへ。こういう電光掲示板を見ていると、どこかちょっとした旅行に出かけたくなる。



■STV北2条ビルエントランスアート「道都大学中島ゼミ展 日々の思い」。どの作品にも作家名・作品名がついていないのだが、良いのかなあ。

 

結構、良い作品もあったのにと思う。

■道新プラザDO-BOX「増田寿志画文集「風のゆくえ 北の動物たちを描く」出版記念展」。作品のクオリティの高さは言うまでもない。

■500m美術館「いつかきたみち、こどもみち」。
横山裕一「アイスランド」:謎の勢いのあるマンガ表現。



大橋鉄郎「彼らが私たちのまわりをつくっている」:もしかして、これが何なのか分からない人たちもいるのでは。



葛西由香「逢魔時少女図」:オーソドックスな日本画。



山本高之「Dark Energy(Tottori)」:段ボールの箱に隠れた闇のエネルギーによって、それが動いているのだ。



ことぶき光「fake rev.歯堅ゑ儀」:かわいい子供たちの顔の下に潜むものは…。ちょっと不気味な動き。



菊地和広「やってみよう」:点取り占いのような。



高橋弘子「Over there and here-2016-」:実に気持ちのいい清らかさのある作品。

 

深澤孝史「うんこふみふみたかふみ美術館」:彼が発見したアーティストの作品を展示するもの。まずは「酒井友章くんの家電工作」。コピー用紙と家電のカタログから自分で冷蔵庫の立体模型を作って並べた作品。



同じく「田中保帆の仮歩道」。仮歩道にこだわり、写真を集めているもの。実際は多数展示されていたのだが、1点だけアップで紹介する。これが仮歩道である。



■クラークギャラリー「民野宏之個展「Colors」」。淡々とした写実。しかしどこか綺麗に描いただけではない、人間というフィルターを経て出てきた作品という気がする。

休んだり、病院に行ったり

2016年07月15日 11時32分55秒 | 食べ歩き
最近、会社が「休め休め」とうるさい。仕事量が変わらないのにだ。どうも日本人は働き過ぎ(本当か? 効率が悪いだけでは)ということで、有給休暇取得の目標設定があり、それをクリアしたいようなのだ。ということでやむを得ず(本当か?)、休みを取って定期的に通っている病院に行くことにした。

いつもとほぼ同じ時間に家を出て、病院へ向かう。



普段、通勤時にすれ違う人と、私だけ私服で会うのもまた面白きかな。

かなり混雑した地下鉄に乗る。やはり土曜日とは全く違った雰囲気だ。そこはかとない違和感を感じながら病院へ行き、10時半過ぎに検査と診断終了。とりあえず状態は変わらないが、薬は飲み続けなくてはいけない。

さて、この時間で何か食べたくなったとなると、札幌駅北口の「SZ」だ。新メニューから、やわらかチキンのサラダと赤ワインを注文。酒を飲むのはいいが、仕事中の人々がランチに来る前に済まさなければなるまい。



サラダは思った以上にチキンがゴロゴロ入っている。途中から唐辛子フレークをかけて、ちょっと辛味を効かせて食べた。

メインはアラビアータ。こちらはもともと少し辛い。どちらも思った以上のボリューム感があり、腹いっぱいになってしまった。





今日の札幌は結構良い天気だ。検査が終了したので、空に目を向ける余裕ができてきた。


覚え書き

2016年07月13日 23時43分55秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
1軒目は会社帰りに立ち寄ることが多い、居酒屋の「M」へ。飲み物はビールからハイボール。食べたものは焼鳥盛り合わせ、だし巻き卵、モツ煮、等。

勢いがついて2軒目はすすきの寄りの「APT」へ。ポテトフライ、ポップコーンを続けざまに食べつつ、ハイボールを大量に飲む。ちょっとやりすぎたか…。何とか24時前に帰宅。

20160712最近読んだ本

2016年07月12日 23時13分00秒 | 読書
■「下町呑んだくれグルメ道」畠山健二

■「アトランの帰還 ペリーローダン524」フランシス、フォルツ
アトランは頑固だから、ローダンと別れているとすぐ対立軸になるよね。

■「ニッポン定食紀行」今柊二
再読。

■「ぐうたら旅日記」北大路公子
この方に比べると私は勤勉だ。

■「カメリ」北野勇作
「アメリ」+亀=「カメリ」。いや、私は「アメリ」を見たことが無いのだが。全編を貫くほのぼの感がいい。

以下、図書館の3冊。
■「食を考える」佐藤洋一郎

■「なぜ一流の男の腹は出ていないのか?」小林一行
しかし、借りるのが恥ずかしい本って、あるよね。一流でもないし、腹も出ているし。

■「農的な生活がおもしろい」牧野篤
農業に興味を持って借りてみたのだが、どちらかというと日本の社会論か。

夏のカクテル

2016年07月12日 19時32分52秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は比較的無難に仕事が終わり、すすきののバー「N」へ。1杯目はミントジュレップ。夏がやってきたなと思えるカクテルだ(あまり天候が夏らしいとは言えないが)。ウイスキーもしっかり入っている。



ここで常連さんらしき人の差し入れ。夕食前に食べるのはどうかなとも思ったのだが、断るのも大人げない感じだったので、食べてみた。まだ温かさが残っており、皮の焼いた感じもいい。



2杯目はジン+スーズ+GET27+パインジュース+レモンのカクテル。スーズの変わった風味とパイナップルジュースの南国っぽさがいい。



3杯目はカウンターに置いてあったラガヴーリン8年200周年記念ボトル。ちょっと荒っぽいが、ラガヴーリンの味のような気がする。



3杯で定量でござる。

ラーメンと選挙

2016年07月10日 14時12分32秒 | 食べ歩き
本日は久しぶりに行ってみようかと思っていたところがあったのだが、13時前に早くもクローズ態勢。天気の割にお客さんの出足が良かったか。しょうがないので、久しぶりにラーメンの「S」へ。私の前には1名しか客がいなかったのだが、その後、5名くらい来たかなあ。ちょっと混雑気味になってきた。

注文は普通のラーメン、麺硬め、味薄め、脂少なめとした。味薄目でもご飯との相性は結構良いので、ついサービスの小ご飯も受け入れてしまった。後からゆっくり壁を見ると、煮干しラーメン、カレーラーメンなどの新作もあるようだったが、まあ、一番オーソドックスな奴がいいや。

注文品はすぐ到着。早速食べると、なるほど麺は硬めだ。これなら普通で良かったかなという気もする。



スープは薄め、脂少なめと言いつつ、私の受け入れ基準の中では、上限に近いかも。まあ、嫌な感じでくどい訳ではないから、良いのだともいえるが。トッピングの海苔、チャーシューを順番にご飯の上にのっけてかき込む。

途中で生姜、辛子味噌を少しづつ投入し、味に変化をつけつつ食べた。結果として、なかなか美味しかったと思う。



その後、図書館に立ち寄ってから参議院選挙の投票所へ。改めてあちこち眺めながら入ると、入口のところに投票の順序という注意書きが貼ってあった。これまでにもあったのだろうが、初めて気が付いたなあ。



今回は投票所をじっくりと味わってみた。何しろ、人生最後の秘密選挙かもしれないしなあ。次回の選挙から投票するときに「与党に投票する方はこちら、野党に投票する方はこちら」となったりすると、この「投票の順序」という注意書きも変わってしまうのだろうなあ。

胆振グラフィティ

2016年07月10日 09時32分54秒 | 写真館
まだ札幌。出発地点のレンタカー屋さんのビルに彫刻発見。



樽前サービスエリアのトイレ。「小3」「小4」「小5」とシールが貼ってあったが、何?(単純に小便器の4番目ということか?)。



「洞爺湖温泉支店」というのが、何だか楽しそう。



サミット記念館で熊がお出迎え。ちょっと不気味だ。



洞爺湖ではマンガ・アニメフェスタもあったらしい。その辺のことを知らないと、これまた不気味。

 

そして洞爺湖と言えば! なんたって「ロングラン花火大会」だよ。1回しか見たことないけど。



わかさいもにて。



とうや湖ぐるっと彫刻公園で安田侃「意心帰」。たまたまわかさいもの裏にあったのだ。



白鳥大橋記念館にあった高橋昭五郎「一位の舞」。室蘭港開港140年、室蘭市制施行90年記念。



森田哲隆「明日への希望」。白鳥大橋記念館開館記念。



応援ボルタ。



プロビデンス号室蘭港来航200周年記念碑。作成者は碑文が読み取れず、不明。



水道に魚の飾り。



地球岬の売店は閉まっていたが、「地球岬名物炎の毒まんじゅう」って何?



地球岬は何でも地球モチーフ。しかし、こういうところ(鐘を鳴らす紐)に南京錠をつける神経って分からないなあ。雷でも落ちて、粉々に砕ければいいのに(←大人げない)。

 

室蘭港ナイトクルーズの受付には、辰巳琢郎、吉田類、鈴木福(妖怪人間ベムのロケで室蘭に来たらしい)の色紙あり。



では、今回はこの辺で。

琴似にて

2016年07月09日 23時38分41秒 | 食べ歩き
昼食のボリュームで皆さんはやられ、時間があったにもかかわらず「夕食はどうしましょうか?」という発言は誰からもでなかった。まあ、私は途中でわかさいもの試食をつまんだり(ちゃんと買うものは買った)したこともある。

とは言え、新さっぽろ到着が22時過ぎ。琴似まで移動して22時40分頃、さすがに腹が減った。自宅方面に移動しながら、途中の焼肉屋「O」を見ると、カウンターが空いているようだったので、店に入る。

今日は土曜日だというのにまだアルコールを飲んでいない。まずはハイボールを注文。味付けキャベツをつまんでしばし待つ。

 

まずは塩ホルモンから。かなり厚みのある部分も入っており、なかなかいける。



生ラムハーフ、サガリハーフ。この店はほとんどのものがハーフ注文できるんだよね。生ラムはもっと羊臭い方がいいなあ(と、わがままな意見)。

 

炭火で焼く。火力は結構強かった。



続いてタンモト。豚だから値段は安かったが、脂が乗っていて歯触りもいい。もう一品はやげん軟骨。こちらも上手く焼けるのか不安になったが、三角錐の3面を炙ると、良い感じになった。

 

もう23時30分を越えた。早く帰ることにしよう。


室蘭にて(2)

2016年07月09日 22時42分01秒 | 旅日記
さて、無理やり時間をつぶして19時半。本日のファイナルメインイベントは、室蘭夜景ナイトクルージングである。私一人だったら、絶対参加しないであろうクルージングに、せっかくだからと参加することになった。マリーナに集合し、結構な人数で船に乗る。

 

かなり寒く感じられる中、船の前甲板に座って出発。向かい風が結構強い。出発して間もなく、白鳥大橋の下を通過。写真の面白みはさておき、下を通過することもそうはあるまい。

 

室蘭港は湾になっているので周囲一帯が陸地なのだが、明るい部分はそう多くはない。



やけに目立つ塔。



そして工場群があったのだが…。



カメラに夜景モードが無いのも問題だが、やはり人間の目(および脳)の素晴らしさを痛感する結果に終わった。

港に戻る側からの白鳥大橋。暗くなってきたので、これはまた綺麗な感じだ。



到着直前にパラパラと小雨が降りだしたが、何とかほぼ濡れることも無くクルージング終了。立派な機材を持っている人以外は、カメラの撮影はほどほどにして、自分の目に焼き付けるべき、という教訓が得られた。



以上で本日の企画は終了。ここから雨の中、高速を走ってもらい、新さっぽろに到着。

皆さんお疲れ様でした。

室蘭にて

2016年07月09日 17時35分29秒 | 旅日記
私は今年のゴールデンウィークにも室蘭に来ているのだが、公共交通機関+徒歩なので、結局行っていない白鳥大橋を通って、室蘭入り。



室蘭市白鳥大橋記念館(兼道の駅)へ。

 

2階には白鳥大橋にゆかりのある展示がされている。



しかし、建物の展望フロア的なところ(外)には出ることができず、眺めは今一つ。

本日の最終イベントはある程度暗くならないとダメなので、時間をつぶす(なかなかつぶれず苦労した)。ということで、地球岬へ。



確か小学校5年生の時に来たことがある地球岬。記憶もなく、大したことないだろうと思っていたら、意外と雄大な景色に驚いた。これは「地球」岬と名乗ってもいいのではないかと思う。

 

ま、写真で見ると、大したことないけどね。