今日は淡水魚を飼育している水槽の水かえを行った。水槽のガラス面がクリアになり魚のことを拝みやすくなっている。写真のドジョウはアリアケスジシマドジョウの雌とトウカイコガタスジシマドジョウの雌。アリアケスジシマドジョウは昨年、トウカイコガタスジシマドジョウはおととし採集したものである。
こちらはイトモロコ。これも昨年に福岡県で採集したもの。
今日は淡水魚を飼育している水槽の水かえを行った。水槽のガラス面がクリアになり魚のことを拝みやすくなっている。写真のドジョウはアリアケスジシマドジョウの雌とトウカイコガタスジシマドジョウの雌。アリアケスジシマドジョウは昨年、トウカイコガタスジシマドジョウはおととし採集したものである。
こちらはイトモロコ。これも昨年に福岡県で採集したもの。
すみません、最近忙しいです。「フレッシュレモンになりたいのー♪」市川美織ちゃんが卒業するとのことでショックです。
昨年7月に琵琶湖で採集してきたオオガタスジシマドジョウは飼育を開始してもう半年になりました。コガタスジシマドジョウの仲間のようにも見えるのですが、身体つきや体側を走る縦線のようすが大きく違います。ぶっとい縦線がスジシマドジョウ種群らしい格好のよい種。
シマドジョウ属の魚はやせてしまいやすいといわれますが、我が家のオオガタスジシマドジョウはよく太っていて元気です。魅力的ではありますが数は減ってしまっているようです。乱獲につながりやすい「観賞魚店での購入」は慎むべきかもしれません。
さて乱獲といえば最近シラスウナギが話題ですが、確かに乱獲も減少の要因のひとつといえます。私の周りも乱獲を問題視する意見ばかり。親魚の生育を難しいものにする生息地改変の問題についてはほとんど誰も触れてくれません。困った・・・。なお乱獲のせいで数が減っているわけではない、なんてことは言っておりませんので、そこんとこよろしく。
昨日は県北まで昆虫採集へ行ってきました。狙いの昆虫は、これ。
水棲の昆虫、とくにカゲロウやカワゲラの仲間の昆虫を狙って採集に行ってきました.この昆虫はカゲロウ目の昆虫の幼虫と思われるのですが、詳細な種名は不明です。平たい体つきなので、ヒラタカゲロウの幼虫かなと思うのですが。
で、この昆虫を採集していったいどうするのかといいますと・・・。
年末に採集してきて拒食が続いているムサシノジュズカケハゼ(たぶん)の水槽に入れるのです。この子は採集してきたはよいのですが、なかなか配合餌を食べずに困っていたのでした。
そして
あーらふしぎ。カーニバルなどの配合餌をろくに食べなかったムサシノジュズカケハゼがカゲロウの幼虫を入れたところ活発に追いかけまわしていたのでした。
少しだけおなかがふっくらしてきたように思います。淡水ハゼがなかなか餌を食わなくて困っているというときは、水棲昆虫などの生き餌を与えるのが良いようです。しかし以前に飼育していたウキゴリはすぐに配合飼料に餌付いたのですがね・・・。ただし水棲昆虫はストックしにくく、また頻繁に採集に行くこともできない(高速道路をつかっても1時間以上かかる)ため、なるべく早く配合飼料に餌付かせたいものです。
魚はオイカワやヌマチチブなどが採集できましたがリリース。魚の動きは鈍く、いまは耐え忍ぶシーズンとなりそうです。
今年初めて紹介する魚は、昨年の終わりに初めて採集することができたドジョウ科・シマドジョウ属のヒガシシマドジョウ。
ヒガシシマドジョウは山梨県や新潟県以東の本州や佐渡に生息する種。これもいくつかのグループに分けられている。写真の個体は関東地方で採集された幼魚ではあるが、関東地方のものは東北地方のものと比べ成熟サイズが明らかに小さいのが特徴。尾鰭の斑紋はほかの地域のものと比べて細かく数が多いように見えるが、3列ほどのものもいるようだ。
丈夫で飼育しやすいが、やせやすい種ともいわれており、特に幼魚はこまめな給餌が望ましいと思われる。これだけ小さいと他種に捕食されてしまう可能性もあり、本種を食べてしまう危険性尾あるナマズの仲間やドンコなどはもちろんのこと、コイの仲間のものも避けるべきかもしれない。水槽で大きく育てたいと思う。強いエアレーションをすると外に飛び出て死んでしまうおそれもあるためフタも確実にしめなければならない。小型のドジョウの仲間は意外と飼育には気をつかう種類なのである。このくらいのドジョウ科魚類を飼育するのは久しぶりなのでまずはやせてしまわないように注意しながら飼育したいと思う。