最近メイン水槽のほうを90cm水槽に変更したのは前にお知らせしました。一方その90cm水槽と直結している30cm水槽の中にも新しい魚を入れました。
小型のハゼ科魚類、オヨギイソハゼEviota bifasciata Lachner and Karnellaです。
オヨギイソハゼはイソハゼ属の魚の中では比較的コンスタントに入ってくる種類です。イソハゼの仲間はインド・太平洋の海に60種以上が知られていますがそのほかにも相当量の未記載種が含まれているようです。毎年のように新種が記載されています。
多くはサンゴ礁域の浅海に生息しますが、イソハゼなど温帯性の種は岩礁域の潮溜まりなどに見られ、一部の種は河川の汽水域でも見ることができます。
この仲間はみな小型種でほかの魚に狙われやすいので注意が必要です。以前飼っていた個体はヤドカリやイレズミハゼなどに襲われてしまいました。今回はそれを防ぐため大きめの個体をチョイスしました。餌は配合飼料・プランクトンなどをよく食べますが、大きな餌は食べられません。