今日は鹿島へ釣りに。魚は4種つれましたが、撮影した魚は2種。
ショウサイフグが釣れました。ショウサイフグは2年まえに釣って以来、久しぶりーな釣果です。
ショウサイフグは茨城県近海では人気のある釣り魚えす。もちろん岸壁からの小物釣りではなく、船で狙うのです。強い毒のある内蔵も船宿でとってもらえたりするのでありがたいです。ちなみにこのショウサイフグは内臓だけでなく筋肉にも毒があることがありますが、大人なら問題ないといいます(専門の人が捌いた場合に限る)。
フグもこうしてみるとかわいいものです。臀鰭の色彩は黄色で、体側の黒色斑に縁取りがないなどの特徴でほかのフグと見分けられます。東日本ではこのほかにマフグもいるようですが、残念ながらマフグにはまだ出会えていません。
さて、この場所ではもう1種フグが釣れました。
こちらはクサフグです。一見してショウサイフグと区別はしにくいのですが、まばらな白色斑や、体に細かい棘がある(ショウサイフグにはない)ことで区別できます。クサフグは全長10cmほどの小型種ですが、かなり毒性はつよく、筋肉にも弱毒があります。
このクサフグは海域だけでなく汽水域などでもよく採集できる魚です。私たち、磯や岸壁、河川などで遊ぶ人にはもっともふつうに見られるフグかもしれません。しかしなぜかこのクサフグも私にとっては久し振りの出会いになったもの。たしか4年ぶりだったと思います。フグも突き詰めればおもしろいものです。釣れても岸壁に放置するのではなく、ちゃんと逃がしてあげましょう。