5月31日に花壇に面白いチョウがいた。最初はカバマダラと思っていたがどうやらカバマダラに擬態するツマグロヒョウモンという種のようだ。タテハチョウの仲間で、有毒なカバマダラに擬態しているらしい。
魚で言えば無毒のカワハギ科魚類であるノコギリハギが、有毒のフグ科魚類シマキンチャクフグに似た模様をもつことにより捕食者から逃れるのというのに似ている。この種はもともと西日本に多かったが今では関東地方にも多いらしい。
一般的にこのようなことがおこると、テレビなどで紹介されるときには「温暖化...」という枕詞がつくようになっているが、この種の場合は幼虫の食草であるスミレ類(パンジーなど)がよく植えられていることも増加の一因として挙げられているようだ。
▲ツクシトビウオ
昨日6月2日にはトビウオを購入して食べたつもりであったが、あらためてみるとトビウオ科ではあったものの、トビウオではなくツクシトビウオであった。ややがっかりしながらも刺身にして食べたが、卵も入っていた。この卵は煮つけで食べたが美味しかった。最もトビウオの仲間の卵はよくトビコと呼ばれ珍重されている。しかしながら残念ながら今回もトビウオに出会えなかった。実はある理由でトビウオ(ホントビ)を探している。漁業者の方はもしトビウオが獲れたら教えていただきたい。