3月下旬にぶろぐを消されたため、それによる復旧作業を行っているところである。2006年5月からウェブログをやっているから、15年近くだ。莫大な量の文字データがあるし、さらにいえば画像データの量もすさまじいものがある。
中には写真データが消失してしまったものもある。写真のリュウキュウヤライイシモチは高知県で2006年10月に釣れたもので、私にとっては初めて釣れたヤライイシモチ属の魚である。残念ながらこの2006年の8~10月のデータはノートPCのトラブルなどにより失われてしまったものも多い。この写真も何とかブログのデータ内には残ってはいたのだが、オリジナルのものはもう失われてしまったと考えるべきであろう。
リュウキュウヤライイシモチは写真のように非常に大きな牙をもち、餌の小魚にかぶりついて捕食する。夜間に海釣りをすると小型のテンジクダイ類であるオオスジイシモチ、クロホシイシモチ、キンセンイシモチ、ヨコスジイシモチなどが釣れるのだが、このリュウキュウヤライイシモチは大型になり、オキアミというよりはキビナゴなどで釣れてくることが多い。引き味も強く、最初はハタの仲間が釣れたかと勘違いした。なお、生きているときは体がメタリックに輝き、意外と美しい。