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應昌佑「CHARLES」(香港)

2005年12月10日 00時24分30秒 | CD紹介
 後に“あの2005年”と特別な意味を込めて呼ばれるようになるんじゃないかと思うくらい、今年の香港の新人は凄い。実力があって人気も出そうな、ビッグなアーチストに育ちそうな歌手がぞろぞろ。激戦が予想される賞レースを前に、まだCDを出していなかった歌手たちが、ここ数週間で続々リリースしてきた。
 その中の一人、黎明の東亞唱片所属の應昌佑(チャールズ・イン)。女性新人の衛蘭(ジャニス)と並んで、黎明の秘蔵っ子としてコンサートで歌わせてもらったり、映画のサントラに参加したり、じわじわと売り出してきた。私はネットでイベントを見るで紹介した十一狂潮Cyber Liveで見て、デビューを楽しみにしていた。
 先行オンエアは衛蘭をフィーチャーした「24」。側田の軽快な曲に、衛蘭の声とのからみが可愛らしくてぴったり。弦楽アンサンブル風アレンジの「怎會失戀」はオーソドックスに力強く、「逢星期四」はグルーブ感たっぷりに歌いこなす。(これも側田の曲で、高音と低音の間ではずむようなメロが広東語のリズミカルな響きを引き出している。)
 私が思わず狂喜乱舞したのは「不能愛戀 只能暗戀」。夢飛船DreamzFMの「不値得」カバーだった(^^) この曲は夢飛船の2ndに収録されていて、制作発売のHypeRecord公式HPによれば、シンガポールローカルのチャートで1位になったらしい。聞き比べたらキーをほとんど下げることなく、ファルセットにそれほど苦労もせずに歌っているのがわかる。オリジナルは林毅心のファルセットに3度上と下のコーラスで挟んでいるが、應昌佑はオクターブ下にコーラスで厚い音にしていて、それでもファルセットのメロがびくともしないのはたいしたものだ。「愛してくれないなら僕の心の中だけで愛してる、それなら失恋することはない」という林夕の詞も含蓄があって面白い。それにしても、おそらくシンガポールでしか知られていない曲をどこから探してきたのか、、、アルバム10曲の内7~8曲がカバーという時代は、世界中どこからでもいい曲を調達していたけれど、今はそういう時代じゃないし。プロデューサーが雷頌徳なので、蘇永康あたりからの情報かな?(梅艶芳と夢飛船の曲をカバーして以来、蘇永康は彼らを高く評価していて、インタビューなどで名前を挙げることも多い。ちなみに蘇永康と雷頌徳はプライベートでけっこう仲良し^^;)
 ほとんど雷頌徳プロデュースだが、最後の2曲は伍樂城と陳輝陽。はっきり彼らの曲の特徴が出ていて、プロデューサーの期待通りに歌える芸達者なところが見える。ライブで見たよりもずっと声量もあれば音域も広いので、将来は音楽劇やミュージカルなんかに出ても面白いかも。
 ところでこのアルバムはMV4曲入りのAVCDなので、Bliss「We Are」に書いたように、いつも使っているプレーヤーでは再生できない。普段次男に貸している古いCDプレーヤーを取り上げて聴いたが、さすがに古くて時々音がとぶ^^; 新しいの欲しいけど、AVCDを持っていって片っ端から試聴して、AVCDが再生できるのを買わなきゃ(今後も香港はAVCDが出るだろうし)。今の日本で発売されてるものではダメだったらどうしよう。香港までプレーヤー買いに行く?!
應昌佑Charles @YesAsia.com
コメント (5)
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