陳奕迅(イーソン・チャン)が、「浜崎あゆみの香港コンサートで口パクがあった」と発言して騒ぎになったことが、日本でも報道された。
「激しいダンスなのに全然息があがってない、口パクじゃないの?」という感覚、香港人としてはすごく“普通”。踊りながらぜーぜー言ってる下手な歌を聴かせるより、歌は口パクで完璧なダンスを見せたほうがいい、と香港ではアーチストも観客も考えてきた。
しかし、「香港ではそうだが他の地域ではそうではないかも」と想像してないところが問題。シビアな練習と数多い経験で、ダンスと生歌を余裕で両立できるようになっているアーチストが世界には山ほどいるのだ。自分たちがそうできないことを、そろそろヤバいと考えたほうがいいと思う。
一連の報道の中で、「イーソンは思ったことをすぐ言うから」と弁護した草[虫孟](grasshopper)を“キリギリス”と表記されて、香港迷が怒ったり呆れたり、、、ちょっと笑ってしまった。
辞書を見ると、grasshopper:キリギリス、バッタ、イナゴ と出ている。調べてみると、トノサマバッタやショウリョウバッタはlocustとなっている。キリギリスがlong-horned grasshopperとか。だから「キリギリス」が間違いとは言えない ちなみにコオロギはcricket、ディズニーの「ピノキオ」に出てくるジミニー・クリケットはコオロギというわけですね
しかし、どうしてわざわざ“訳した”んだろう? 「みんなのうた」で高見のっぽさんが歌って人気の「おじいさんのグラスホッパー」なんて歌もあることだし、そのままカタカナで「グラスホッパー」にしてもよかったのに
さらに、「草[虫孟]」を広東語の辞書で調べれば「バッタ」と書いてあるのに、調べなかったらしいのも残念だ。(私が持ってる北京語の辞書には載っていないので、広東語特有の単語かも。)そして、香港芸能ファンのほんの何人かにきいてくれれば、日本のファンの間で“バッタ”の愛称で親しまれていることがすぐわかったのに、、、
固有名詞の表記、やっぱり報道するときには気をつかってほしい。メディアの皆さん、よろしく
「激しいダンスなのに全然息があがってない、口パクじゃないの?」という感覚、香港人としてはすごく“普通”。踊りながらぜーぜー言ってる下手な歌を聴かせるより、歌は口パクで完璧なダンスを見せたほうがいい、と香港ではアーチストも観客も考えてきた。
しかし、「香港ではそうだが他の地域ではそうではないかも」と想像してないところが問題。シビアな練習と数多い経験で、ダンスと生歌を余裕で両立できるようになっているアーチストが世界には山ほどいるのだ。自分たちがそうできないことを、そろそろヤバいと考えたほうがいいと思う。
一連の報道の中で、「イーソンは思ったことをすぐ言うから」と弁護した草[虫孟](grasshopper)を“キリギリス”と表記されて、香港迷が怒ったり呆れたり、、、ちょっと笑ってしまった。
辞書を見ると、grasshopper:キリギリス、バッタ、イナゴ と出ている。調べてみると、トノサマバッタやショウリョウバッタはlocustとなっている。キリギリスがlong-horned grasshopperとか。だから「キリギリス」が間違いとは言えない ちなみにコオロギはcricket、ディズニーの「ピノキオ」に出てくるジミニー・クリケットはコオロギというわけですね
しかし、どうしてわざわざ“訳した”んだろう? 「みんなのうた」で高見のっぽさんが歌って人気の「おじいさんのグラスホッパー」なんて歌もあることだし、そのままカタカナで「グラスホッパー」にしてもよかったのに
さらに、「草[虫孟]」を広東語の辞書で調べれば「バッタ」と書いてあるのに、調べなかったらしいのも残念だ。(私が持ってる北京語の辞書には載っていないので、広東語特有の単語かも。)そして、香港芸能ファンのほんの何人かにきいてくれれば、日本のファンの間で“バッタ”の愛称で親しまれていることがすぐわかったのに、、、
固有名詞の表記、やっぱり報道するときには気をつかってほしい。メディアの皆さん、よろしく