香港映画祭2024の上映作品「流水落花」を見てきた。
鄭秀文(サミー・チェン)、素敵に歳を取っている。90年代前半に初めて見た頃はまだ10代だったと思う。私は歌手としてのイメージが強いが、数々の映画に出演して、この映画ではついに香港電影金像奨の主演女優賞を獲得した。
歌手としても昨年はコンサートツアー、今年も新譜をリリースしていて、MVでは激しいダンスも見せている。
許志安(アンディ・ホイ)と若い頃から、くっついたり離れたりを繰り返して、10年くらい前から事実婚状態と認めていたようだが、数年前に彼に浮気疑惑が出て、、、 それでも昨年のコンサートでは、初めてライブで共演を果たしている。
なんて情報が頭に入っている状態で見ちゃったけど、そんなの関係なく、いい映画だった。
幼い息子を失った心の隙間を埋めるかのように、「お金がもらえるから」なんて言いながら、里親を引き受け続ける妻と、それにつきあい続ける夫。里親は養子ではないので、そのまま家族になることはできない。数年どころか数か月で離れることさえある。
妻が里子にかまけすぎる、と夫が浮気心を起こしたあたりは、ちょっと微妙な気持ちになるが 最後は慈しんだ子供たちの記憶に包まれて、、、という話。
上映後は監督が質問に答えてくれた。鄭秀文は脚本を読んだらノーギャラで出演すると言ってくれたそうな。
ここ数年に見た香港映画は、どこか喪失感を抱えている人を描いているような気がする。何かを失っても、失くさずにいるもの、新たに得たものを抱いて生きていく、みたいな。
アンケートに答えると抽選で香港往復チケットが当たるそうで、とりあえず必要事項を入力してたら、うっかり映画を見る前に送信してしまった やり直そうかな
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