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新しい歴史

2010年02月23日 23時48分23秒 | スポーツ
 バンクーバーオリンピック、フィギュアスケート・アイスダンス。今日はフリーダンス
 午前中出かけてた&夕方寝こけたので、キャシー&クリス・リードの演技を見損ねた 自己ベストの点を出して17位、頑張った 二人ともまだ若いし、これからが楽しみ。できれば、あとに続くカップルが日本から出てほしい。
 (ペア競技は各組を“ペア”と呼ぶが、アイスダンスは各組を“カップル”と呼ぶ習慣のようです)
 ちょうど最終グループの演技を生で見られた。デービス/ホワイト組(米)の「オペラ座の怪人」がすごくいい出来で、ドキドキ。ファイエラ/スカリのしっとりした演技も悪くなかったが、スピード感がちょっと見劣りしたかも。(実況アナはなぜかファイエラのコスチュームの色を褒めまくっていた^^;)
 そしてカナダの期待を背負ったバーチュー/モイヤー。実況アナの解説によると、ホワイトとモイヤー、二人とも子どもの頃アイスホッケーをやっていて、8歳のとき国際試合に出場、アメリカ対カナダの試合に二人ともいたのだそうだ。雑談中にその事実が判明、それからホワイトとモイヤーは一緒にアイスホッケーの試合を見に行ったりするとか。
 白い衣装がクラシックなムード。曲もマーラー。アイスダンスではボーカル(歌)が入った曲が使用可能で、実際使うカップルが多いのだが、バーチュー/モイヤーはあえてクラシックで臨んだ。
 とにかく指先から足先まで、美しく動く。流れるスケーティング。片足で背中に乗るリフト、その降り方のすごいこと。ツイズルがぴったり。ステップの足さばきもぴったり。
 そして、映画のシーンや歌詞の内容に頼らず、曲そのもののストーリーを読みこんだ振付で、一瞬たりとも目が離せなかった。
 シニアに上がったばかりのシーズンの「シェルブールの雨傘」がとても清純で素敵だったけど、その先の成熟した演技が見られて嬉しい。まだ20歳と22歳、これからどんなカップルになっていくのかと思うと、楽しみ
 オリンピック種目採用以来、ずっとヨーロッパ勢が占めてきた金メダルを、ついに北米勢が勝ち取った。ロシアのドムニナ/シャバリン、そんなに悪いわけではないけど、圧倒されるほどではなかった…。メダルが取れてほっとしているかも。
 アイスダンスはシングルやペアと違って、技量の差がわかりにくいように思うが、よく見ているとやっぱり全然違う。ツイズルのスピードやユニゾン、ステップの流れ、リフトの難易度やスピード、コンビネーションスピンの回転速度やポジション、意外と見た通り(?!)の点数が出る。
 そしてスケーティング技術の基本は全部ダンスにある感じ。元アイスダンス選手がシングルの選手のスケーティングを指導することがあるのも頷ける。4回転がどうとかいってる男子シングルより、これぞスケート! この延長上にジャンプ満載のシングルもあるんじゃ?
 世界選手権もアイスダンス注目したい!(問題は、TV放送があるかどうか

 P.S. デロベル/シェーンフェルダーがそれぞれ結婚してて、デロベルが出産してたとは知らなかった 今季限りで引退するとか。ドラマチックな演技が印象的なカップルだった
コメント
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