今日もついつい見てしまった、世界水泳2015のシンクロナイズドスイミング
昨日までに銅メダルを獲得したのは、デュエットとチームのテクニカル・ルーティンで、決められた要素を織り込んだプログラムを演じる種目だった。
今日はデュエット、デュエット混合(男子1人と女子1人)、チームのフリー・ルーティン予選。昼間はデュエットとデュエット混合をやっていた。
デュエットは37組も出てきたので、1組ごとの演技時間はフィギュアスケートに比べると短いけど、グループ毎の6分間練習があるわけじゃないので 次々休みなしで、見てるとけっこう疲れた^^;
順番はドローで決めるのか、メダルを取っている国もそうでない国も、順不同という感じ。しかし見比べると、やっぱり上手な組は明らかに技術的に上手い。倒立姿勢が安定し、体がよく伸びていて、シャープでスピード感があり、2人の動きがぴったり合っている。
以前は爪先までぴんと伸ばした姿勢の印象が強かったが、昨今は足首を曲げたり伸ばしたりの動きでアクセントをつけるらしい。デュエットだと、一人が下になってもう一人を高くジャンプさせたり、二人が手足を絡めるような振付があったり、ソロとはまた違う面白さ。
そして、今大会から正式種目になった混合。世界水泳以外では、それなりに男子が参加する大会もあったらしく、正式採用を待っていた選手もいたようだ。ショーに出演して磨いた表現力を存分に発揮する選手も。
男子がリフトすると、やはり高さが違う。男子のタイプも、どちらかといえば女性的な、しなやかな柔軟性を見せるタイプと、マッチョで男女の体格差を利用して見せるタイプがある。フィギュアスケートなら、さしずめ前者はアイスダンス系で、後者はペア系
混合のほうが、2人があえて全く違う動きをしたり、掛け合いのようにアップダウンしたりする振付が多く見られた。女子2人のデュエットと表現方法が違うのも面白い。
「ロクサーヌのタンゴ(ムーラン・ルージュ)」「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」など、聴き慣れた曲もあって 香港のデュエットはマイケル・ジャクソンだった
そろそろ、チーム・フリーの予選が始まってる? テレビ朝日で2:20から放送あり。