原則として毎月第2土曜日放送のBSフジ「フィギュアスケートTV!」、今夜放送。あ、今日は8日で第2土曜だったか
8月の放送が25日だったので、録画を見たのがつい最近。2週間しか間が空いてないけど、話題はいろいろある。今回は夏の競技会特集と羽生結弦選手の練習映像だそうな。
夏の競技会、アイスダンスの話題も出るといいな
なんか忙しくて、ゆっくり見られてないんだけど
フィギュアスケート・ジュニアグランプリシリーズ第3戦リトアニア大会、女子は4回転3本に挑んだアレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)がぶっちぎりで優勝した。もうジャンプ構成がシニア男子並み 来季シニアに上がったとき、どんなジャンプ構成になるんだか、空恐ろしい。まだ見てないので、後でじっくり見よう。
というわけで今は男子フリー(ジャッジスコア)。前半で印象に残ったのは、ステファン・ランビエールに師事するルーク・ディグビー(イギリス)。「La La Land」で曲の表現と要素をしっかり融合させたプログラムだった。曲に遅れてしまうと崩れてしまうが、概ねジャンプを下りられたのでうまくはまっていた。
後半は全員チェックで。
<G3>
イワン・シュムラトコ(ウクライナ) SP:54.63(10) FS:103.49(8) 合計:158.12(10)
「Luna」♪ ブルーに銀河のようにストーンをつけて。冒頭のトリプルアクセルがきれいに決まった。ルッツが2回転になったり、オーバーターンやステップアウトなど細かいミスも。後半にルッツ・トウ3-3と頑張った。
終盤のステップでは体をしなやかに大きく使えていた。スピンのキャメルで上げた足がぴしっと伸びてるのがきれい。
ミハイル・セレフコ(エストニア) SP:54.32(11) FS:94.09(13) 合計:148.41(12)
「ラスト・オブ・モヒカン」♪ カーキに黒ベルトの飾り。全体に姿勢がきれいで、ジャンプの軸が細い。セカンドジャンプを両手上げで決めると見栄えがいい。ダブルアクセル+オイラー+3回転サルコウを頑張ったが、こらえきれず転倒になったのが惜しかった。
キャメルスピンのとき、お腹が見えるのが気になるのか、こそっとシャツを引っ張ってるのがカワユイ
イゴール・ムラショフ(ロシア) SP:58.90(9) FS:131.42(2) 合計:190.32(4)
「Sir Duke」「Lately」スティービー・ワンダー♪ オレンジにブルーでスティービーの似顔絵。トリプルアクセル2本、軸がぶれても下りる力がある。終盤にルッツ・オイラー・サルコウ3-1-3、ルッツ・トウ(両手上げ)3-2も決めた。
曲に合わせて肩を揺らして踊ったり、ちょっとしたポーズを楽し気に。
ニコライ・マヨロフ(スウェーデン) SP:59.14(8) FS:108.18(7) 合計:167.32(7)
「アダムス・ファミリー」♪ ストライプのスーツ。顔がかなり兄(アレクサンドル)に似てきた きれいなトリプルアクセルが入った一方で、フリップが1回転になったり 滑りはなかなか洗練されている感じ。
キス&クライのピアノを弾く真似したり、茶目っ気もある。
マティアス・ベロフラツキー(チェコ) SP:60.23(7) FS:115.31(6) 合計:175.54(6)
「Dueling Banjos」「Down The Road」♪ 空色に黄色の襟とカフス。4回転トウループに挑戦して転倒したが、エネルギッシュに元気よく最後まで踊る。フリップやループ、サルコウはスムーズで振付の一部のように跳べた。
コーチのトマーシュ・ベルネルが使った曲「デュエリング・バンジョー」でスピン、サンプリングの曲でステップと、編曲もなかなか考えている。
<G4>
ジョセフ・ファン(カナダ) SP:63.35(5) FS:99.48(10) 合計:162.83(9)
「ゴッドファーザー」♪ 白シャツにワインカラーのベスト。4回転トウループに2度挑んだが2度とも転倒 パンクしたジャンプの後に3回転トウループをつけられる技術があるが、パンクが2本になったのは痛い。トリプルアクセルも両足着氷だった。
腕の動かし方など表現の基本はできている。スピンでキャメルからシットに移るのがスムーズだった。
アン・ギョンヒョン(韓国) SP:61.61(6) FS:116.95(5) 合計:178.56(5)
「Who Wants To Live Forever」♪ 黒。無理せず跳べるジャンプを丁寧に跳んで、アクセルがパンクした以外はルッツ・トウ・ループ3-2-2などノーミスでまとめた。ダブルアクセルx2のシークエンスからスムーズにスピンに入る。表現はまだ硬いけど、姿勢もよくてこれから伸びそう。
ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア) SP:63.52(4) FS:102.33(9) 合計:165.85(8)
バッハ「トッカータとフーガ」byヴァネッサ・メイ♪ 黒の肩にストーンたくさん。JGPシリーズ初出場らしい。トリプルアクセル2本、着氷は乱れたが頑張る。終盤ルッツでこらえきれずに転倒、立ち上がりかけてもう一度転んでしまった
キリル・ヤコフレフ(ロシア) SP:70.35(1) FS:128.66(3) 合計:199.01(2)
「ロミオとジュリエット」ニーノ・ロータ♪ 紺に白いストライプ。まだ14歳だがきれいなスケーティングが光る。ジャンプの着氷姿勢が美しく、しっかり流れていくので気持ちがいい。アクセルはダブル、4回転もないが、ルッツ・トウ3-3などノーミス。
唯一のミスはキャメルスピン、回転軸が定まらずにふらついて、無効になってしまった。またまた今後が楽しみな選手
アンドリュー・トーガシェル(アメリカ) SP:69.39(2) FS:132.24(1) 合計:201.63(1)
「ロクサーヌのタンゴ」♪ 黒のVネック。4回転トウループ、ステップアウトで手をついたが片足で立てた。トリプルアクセルは転倒したが、ルッツ・トウ3-3など他のジャンプは決める。
情熱的なステップで力強く表現、終わって大きくガッツポーズ。スロバキア大会に比べたら納得の出来。
木科雄登 SP:68.98(3) FS:122.82(4) 合計:191.80(3)
「アンタッチャブル」♪ 紺シャツにシルバーのベスト。振付はキャシー・リード。力強く滑り出し、トリプルアクセル、片手をついたが下りた。ルッツで転倒したが、フリップ・トウ3-2、ダブルアクセル+オイラー+3回転サルコウ、終盤にループ・トウ3-3と頑張る(回転不足だったけど)。
ドラマチックな曲の音に一つ一つ合わせた振付をしっかり見せていくと、いい感じに盛り上がる。シャープなパートと柔らかなパートの違いも出せていた。
終わって少し悔しそうに天井を見上げていたが、得点と最終順位を見て笑顔はじけた
結果、優勝はトーガシェフ、2位ヤコフレフはスピンができていたら優勝だったかも 3位木科はJGPシリーズで初めての表彰台 4位ムラショフはフリー2位だったが、SP9位の出遅れが響いた。5位アン・ギョンヒョン、6位ベロフラツキー、7位マヨロフ。世界ジュニア4位のジョセフ・ファンは9位にとどまった。
優勝のトーガシェフは、スロバキア大会4位9ポイントと合わせると24ポイント、ジュニアグランプリファイナル進出の可能性が高くなった。日本勢はファイナルに何人進めるか? 須本光希、島田高志郎、木科雄登と3大会表彰台が続いてるから、こちらも期待
さっき気づいた
荒川静香 presents「フレンズオンアイス2018」が13:30から日テレで。(それもあって、「メレンゲの気持ち」に昌磨と静香ちゃんが出てくるわけね)
高橋大輔の復帰までの話、宇野昌磨の合宿やランビエールとのコラボなど、いろいろ面白そう
今、放送中の日テレ「メレンゲの気持ち」に、このあと宇野昌磨が登場するらしい。「突撃!芸能人のお宅で昼ごはん」コーナーで、村上佳菜子が突撃するそうな。
姉弟みたいな佳菜子と昌磨だけど、荒川静香もいるから多少は落ち着くかな 録画予約しておこう