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ロンバルディアトロフィー2018男子フリー

2018年09月15日 23時28分48秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ2018第2戦、ロンバルディアトロフィー2018。YouTubeで男子フリージャッジスコア)を観戦した。

<G1>
マシュー・サミュエル(南アフリカ) SP:46.07(15) FS:72.13(15) 合計:118.20(15)
 「ライオン・キング」♪ 黒、左上半身がヒョウ柄。“カラード”と呼ばれるような薄い褐色の肌をしている。3-3やアクセルからの3連続など頑張ったが、3回転ジャンプでは転倒が2回。でも身体能力高そうで、今後伸びてくるかも。四大陸選手権に出てこられるといいな

フィリップ・ワレン(フランス) SP:47.68(14) FS:105.17(14) 合計:152.85(14)
 「Fix You」など🎵 黒、思いっきりアフロヘア、よく見るとこの人もカラード系。4回転はステップアウトしたがこらえる。3-2やルッツ・オイラー・サルコウ3-1-2などが入ったが、終盤パンクが出てしまった。シットスピンでちょっとバランスを崩す。
 退場するときにバックフリップ

イゴール・レズニチェンコ(ポーランド) SP:48.09(13) FS:112.42(11) 合計:160.51(13)
 紫のシャツ。スペイン語詞の曲で情熱的に踊る。4回転はオーバーターンでこらえたが、トリプルアクセルは転倒とステップアウト。後半の3回転は決めてきた。

キョン・ジェソク(韓国) SP:56.49(12) FS:125.28(7) 合計:181.77(9)
 「Fever」「Sway」♪ 黒。17歳の初々しいセクシー表現、ちょっと金博洋に似てる アクセル・トウ・トウ2-3-2やルッツ、フリップは安定して決めたが、3回転ループで惜しい転倒。決まるジャンプは姿勢もきれい。得点に意外そうに喜んだ。

アドリエン・テソン(フランス) SP:57.27(11) FS:121.22(9) 合計:178.49(10)
 白カットソーに黒手袋。冒頭の4回転は両手をついてしまった。トリプルアクセルも挑んだが転倒。終盤にコンビネーションジャンプを続けて決められたのはよかった。体の動きはしなやかで素敵。

<G2>
ペトル・コトラリク(チェコ) SP:62.57(10) FS:121.98(8) 合計:184.55(7)
 「Broken Vow」ジョシュ・グローバン🎵 黒。コーチはフローラン・アモディオ。しっとりしたボーカルにのって丁寧に滑っていく。トリプルアクセル以上はないが、ジャンプに高さがあるので今後はもっと高難度のジャンプも習得できそう。

イリ・ベロフラツキー(チェコ) SP:64.15(9) FS:107.84(13) 合計:171.99(12)
 「Torn」「Sand」♪ 左上半身が水色、他は黒。コーチはトマーシュ・ヴェルネル。フリップとルッツで転倒、得点を稼ぐには残念。力強く滑り切るのは、少し体力が足りないかな。

イ・ジュンヒョン(韓国) SP:68.54(8) FS:107.99(12) 合計:176.53(11)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 濃い青のシャツ、背中のダーツ部分が透けている。4回転予定が3回転になったり、アクセルもトリプル予定がダブルになったような? 転倒やパンクがあって、ちょっとジャンプは安定せず。スケーティングはジュニア時代に比べて着実にきれいになっていると思う。

ルク・エコノミデス(フランス) SP:68.60(7) FS:114.95(10) 合計:183.55(8)
 「Un Amor」♪ 黒。コーチはフローラン・アモディオ。4回転予定?のサルコウが2回転に。3-1-2を跳ぼうとしたが、オイラーを下りたところがフェンスぎりぎりで跳び上がれなかった。フラメンコでリズミカルに刻んだステップはよかった。

ティモシー・ドレンスキー(アメリカ) SP:71.06(6) FS:126.31(6) 合計:197.37(6)
 「Faux」♪ ブルーグレー。きれいなループから入り、4回転サルコウは回転足りない感じでなんとか立った。アクセルは途中で開いた感じでダブルとシングルに。終盤コンビネーションを頑張った。

<G3>
友野一希 SP:75.47(5) FS:141.27(5) 合計:216.74(5)
 「Reel Around the Sun」「Caoineadh Cu Chulainn」「Riverdance」♪  緑。本郷理華のプログラムを思い出させる曲。冒頭の4回転サルコウ転倒、2本目はダブルになってしまった。トリプルアクセル+オイラー+2回転サルコウ、トリプルアクセル+3回転トウループなどは成功。トランジションの中で一瞬足を取られかけたが、立て直してジャンプを下りた。
 リバーダンスの細かいステップは得意とするところ。滑り込んでいったら盛り上がるプログラムになる。


マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:85.51(4) FS:142.46(4) 合計:227.97(4)
 黒のダブル風。ポップロックの曲で軽快に踊る。冒頭の4回転トウループで転倒、トリプルアクセルは入ったが、2本目がシングルになったり、フリップが2回転になったり。それでも演技構成点でけっこう稼いだ。

ドミトリ・アリエフ(ロシア) SP:86.57(3) FS:163.98(2) 合計:250.55(2)
 「Clouds, The Mind on the (Re) Wind」♪ 黒。4回転サルコウ、4回転トウループ2本をきれいに決めてきた。オイラーを挟む3連続はちょっと強引だったが ジャンプを跳び終わっていったん落ち着いてからステップで盛り上げて終わる。
 キャメルスピンで少しぐらついた以外はほぼミスなし。と思ったら、アクセルジャンプがなかったために最後のルッツ・トウ3-2が無効になってしまった


アンドレイ・ラズキン(ロシア) SP:87.92(2) FS:155.53(3) 合計:243.45(3)
 ラフマニノフ「鐘」♪ 黒。ピアノだけの曲で、どこか厳粛な雰囲気で滑る。トウ・トウ4-2を鮮やかに決め、2本目の4回転トウループもなんとか。膝を深く曲げてこらえる力がある。細かい音のパートできびきびと動くステップ。全体に音と要素がよく合っていて、シンプルだがいいプログラム。

宇野昌磨 SP:104.15(1) FS:172.05(1) 合計:276.20(1)
 ベートーヴェン「月光」♪ 白から黒。イタリアの観客にはおなじみで、歓声が大きい。4回転フリップ決まったが回転不足、4回転トウループは2本目が片手付きで単独に。トリプルアクセルで転倒したが、直後のトリプルアクセル+オイラー+3回転フリップで挽回。サルコウ・トウ3-3も若干こらえる感じで、やや苦笑いしながらの演技になっていた。
 ステップでの体の動きがちょっと重かったような これからじっくり仕上げてもらおう。

 結果、宇野が余裕の優勝、2位アリエフ、3位ラズキン。地元イタリアのリッツォが4位、友野が5位。6位ドレンスキー、7位コトラリクと8位エコノミデスのアモディオ・チームもランキングポイントを獲得した。
 明日早く起きられたら、U.S.インターナショナルとJGPカナダ大会を見よう

コメント
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