フィギュアスケートファン仲間からLINEで教えてもらった。ぼちぼち出るころ、と思っていたら、新シーズン入り直前に発表された。
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021/22、6月29日付のアサインはこちら。
男子
女子
ペア
アイスダンス
日本選手の出場一覧はこちら(日本スケート連盟Twitterより)。
もう、あちこちのブログでアサインについては書かれているが、東京開催となったNHK杯に羽生結弦も宇野昌磨も、村元哉中/高橋大輔も出るとなると、チケットは凄いプレミアになりそう アイスダンスFDだけ日曜にやっていたのが、一昨年から金土の2日間で全部行うようになったので、選手にとってはいいかもしれない。
私が意外に思ったのは、ロステレコム杯にアサインされた松生理乃。昨季はジュニアで国内3冠(全日本ジュニア、高校総体、国体少年女子)、全日本でも4位。ジュニアグランプリシリーズ、世界ジュニアが開催されなかったので、今季はジュニアの国際大会に出ていくのかと思っていた。
ジュニアグランプリシリーズとシニアのグランプリシリーズは、同一シーズンに同一カテゴリで両方に出場することはできない。JGPはもう出なくていい、ということか?
国際大会出場の経験はあり、2019JGPラトビア大会で3位。このときの技術点が、今季世界ジュニアのミニマムテクニカルスコアとして使うことができる(各選手権のミニマムテクニカルスコアは、2021/22・2020/21・2019/20の3シーズンのスコアが使用可能:Communication 2395より)。
世界ジュニアに出場する資格を保持しつつ、基本はシニアに出ていくシーズンになるのかな チャレンジャーシリーズやB級国際大会でシニアの実績を積めば、全日本の結果によっては四大陸と世界ジュニア出場など、可能性が広がりそうだ。
各国の選手を見ていくと、2020世界ジュニアの上位陣が軒並み上がってきている。ロシアは女子のワリエワ、ウサチェワ、フロミフに男子のモザリョフ、グメンニク。2019JGPで活躍したダニエリアンとサムソノフも。アメリカ女子アリサ・リウに男子ナウモフ。韓国女子のウィ・ソヨンとイ・ヘインも出てくる。ダンスではカザコワ/レヴィヤ(ジョージア)がいよいよ登場。
3月の2021世界選手権で頑張った、女子のミクティナ(オーストリア)、キーブス(エストニア)、スキーザス(カナダ)もデビュー。リャボワ(アゼルバイジャン)は2大会もらった。トゥルシンバエワ(カザフスタン)は復活。男子ではロシアの成長株セメネンコが2大会。ペアでジョーンズ/ボヤジ(イギリス)がついにGPに出る
ジュニアグランプリシリーズに派遣される日本選手はまだ発表されていない。こちらはまた後で。