今週末もフィギュアスケート漬け
ジュニアグランプリシリーズ2022、第5戦ポーランド大会(Solidarity Cup 2022)、男子フリー(ジャッジスコア)で、大逆転があった。
ショートプログラムで16位と出遅れたYudong CHEN(陳昱東)(中国)が、フリー1位の148.08をたたき出し、トータル201.84で2位まで順位を上げた
4サルコウ、4トウ+3トウ、3アクセルと完璧に決めて波に乗った。演技構成点は低めに抑えられたが、ジャンプに集中!という感じだったので、そのあたりは今後の課題かな。
次のJGP出場予定が、、、ない 第6戦ポーランド大会(Baltic Cup 2022)も第7戦イタリア大会も、中国チームは全カテゴリで派遣の予定がないようだ。どちらかにエントリーして表彰台に乗ったら、ジュニアグランプリファイナル進出も十分ありそうなのに、もったいない
そして、SPでミスがあったので、世界ジュニアに必要なミニマムテクニカルスコアをクリアできていない 第2戦チェコ大会10位のTonghe TIAN(田桐赫)が一応クリアしているが、トータルのベストスコアが違い過ぎる。アジアンオープントロフィーあたりに派遣されてクリアできるといいな
さて日本勢は・・・
森本涼雅 SP:63.53(9) FS:118.49(10) Total:182.02(11)
3アクセルに挑んだが転倒。3フリップなど後半のジャンプをきっちりまとめたかったところだろう。スケーティングにもう一伸び欲しい。
吉岡希 SP:69.97(4) FS:124.66(6) Total:194.63(5)
冒頭の4トウをきれいに下りたのに、続けた3トウでバランスを崩す。後半4トウ予定が2回転になり、アクセルからの3連続でオイラーにならず、続けた2サルコウが無効になってしまった。
フライングキャメルスピンがレベル2、足換えコンビネーションスピンがレベル3、このあたりは前回と同じ。レベルを取るのも大変だ
結果、優勝はルーカス・ブロサード(アメリカ)、2位陳昱東、3位ラファエレ・フランチェスコ・ズィヒ(イタリア)、4位チャ・ヨンヒュン(韓国)。
この結果、吉岡希は1位15ポイント+5位7ポイント=22ポイントで、ファイナル進出ランクの2番目につけた。同じ22ポイントだがチャ・ヨンヒュンは2位13ポイント+4位9ポイントなので、吉岡希の下になる。このあたりが進出の明暗を分けるかも
今はアイスダンス・フリーダンスが行われている。“きだもり”來田奈央/森田真沙也組は2時半ごろ登場予定