卓球女子も2勝挙げたのに残念だったけど
フィギュアスケート・チャレンジカップ2024、ペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)に長岡柚奈/森口澄士組が出場、51.98。技術点は26.17で世界選手権出場に必要な29.00に達せず、、、
複数組出場はお預けとなった
しかし、26.17は変更がなければ四大陸選手権には出場可能なスコア。着実に成長を見せているから、きっと来季は大丈夫だろう。
長岡柚奈/森口澄士 SP:51.98(6)
2ツイストをまとめ、きれいに3ループをそろえ、リフトも決まっていい感じに踊ってる!と思ったのだが、スローサルコウが締められずに開いた状態で下りてしまった。これが必須要素「2回転または3回転のスロージャンプ」を満たさずに無効0点に。スピン、ステップはレベル4を獲得し、デススパイラルもレベル2と悪くなかったが、及ばず。
スローサルコウは3回転だと4.40、2回転だと2.50。足りなかったあと2.83を得るには、クリーンでなくてもいいので3回転を下りれば取れたところだった。転倒すると2.20にしかならないので、転倒しないのが大事。また2回転だと、きれいに下りてもGOEでそれほど大きなプラスが付かないと思われるので、やはり3回転が必要だった。
今後、安定して技術点を積むための課題は、スロージャンプよりツイストリフトだと思う。基礎点が、2回転でレベル4取れても3.40、3回転ならレベルBでも4.80。ツイストでレベル4を取るのは大変なので、ぎりぎりでも3回転したほうが点は取れそうだ。
世界ジュニア選手権出場を決めた清水咲衣/本田ルーカス剛史組は、ツイストもスローも2回転だが、世界ジュニアのミニマムは23.00。この6点差は大きい。(来季は“さえルカ”も29.00を目指して頑張らないと)
しかし、ペアの競技人生はシングルより長くできる。慌てずに着実に基礎を固めていけばいい。ファンの私たちも、焦らずに長~い目で見守りながら応援するぞ
(ちなみに、チャレンジカップ関連のニュースは男子の壷井2位友野3位とか、女子SPで青木祐奈首位坂本香織2位とか出ているが、“ゆなすみ”について報じているのはサンスポのみ。いいニュースだったら報道されたのかな? マスコミのカップル競技の扱いは。。。)