■中国での暴動関連報道で、ラジオで、現在中国に進出している日本企業が8万社、と言っていた。そんなに多いのだろか?ネットでちょっと調べると1万5千社という数字があった。とまれ、1万社を超える日本企業が中国で事業をしているのは確かだ。でも、そうぞうして下さい、社長だけで1.5万人。
■日本企業が中国に進出する理由は2つで、①低賃金労働力目当てと②市場目当てである。日本の産業の、特にものづくりの、空洞化の最大原因は、①低賃金労働力目当ての日本企業の中国への工場移転である。低賃金労働力目当てで生産拠点が地球上を動くことは、資本主義の原理から見て当然といえる。
■しかしながら、中華人民共和国は資本主義の国ではない。共産党が1党支配する独裁国である。資本主義の大前提として、せめて、 自由! 平等! 所有! そして ベンサム! がなければならない。ところがどうだい。支那は共産党支配下にある。おいらは、ここではロジックとして、「共産主義」が悪いと主張したいのではない。資本主義を否定するはずの共産主義を建前とする中国共産党が 資本制 をやるのがおかしいといいたい。
■これは、まるで、売春反対の人権活動家が、売春宿を経営するに等しい。中国共産党がやっているのはつまりそういうことである。 自国の「労働者」を管理し(もはや労働者とはいえまい)、外資を呼び込んで(この際上海あたりでは国家権力が派手に 地上げ をして住民を追っ払ったらしいじゃなねーか)賃労働・搾取させているのである。これでは露骨な賃金奴隷である。
■中国政府は今回の反日暴動を「働かない一部の暴徒が」とか言っているらしいが、一般的に言って、共産党支配体制では 失業者 などいてはいけないのである。
■以上非難したが、一番非難したいのは、のこのこと 売春宿、あっ、もとい、賃金格安共産圏に出て行く日本企業である。低賃金だからといって共産党管理下の賃金奴隷を使っている。確かに、かれら賃金奴隷の賃金は支那土民に比べればはるかに高い。10代のおねーちゃんが田舎の家族を養える。ただ、そういう資本制の支那での広がりが貧富の格差を生み、貧乏人の怨望を作り上げている。
■一部の日本の経済人たちは反日暴動は日本政府の、靖国参拝をはじめとする、歴史認識が問題なのであり、日本政府がそういうことをやめれば、日中関係もうまくいき、経済関係もよくなると思っているらしい。
間違いである。
■自分たちの経済活動、ただ賃金が安いからと工場つくる奴も、商品が売れるからと商売するやつも、貧富の格差が貧乏人の怨望を作り上げている、つまり、自分たちが原因なんだ、という認識がない。不満は意外にも日本製品を買うような中産階級の方が強いかもしれない。なぜなら、彼らは観念的に考えるほどの余裕があり、つまり本やメディアに接することができる。教科書が出会う最初であろう。彼らに植え込まれる日帝は極悪である。しかし、仇役・日帝は観念でしかありえない。なぜなら、現在の生身の日本人はたいていいい人だからである。本当のところ、恨みの原動力は日本の「成功」であり、我彼の差を目の前の日本商品が雄弁に物語る。それは、消費社会のはじまりで、中国人も欲望に火をつけられたからである。中国人は、実は、改革開放の後に「貧乏」になったのである。正確に言うと、自分達が貧乏であって、これを変えたいという意識を持ったということである。
●中国人労働者はちゃんと マルクスの本 が手に入るんだろう? そして読んだことあるんだろうか?素朴な質問である。
■日本企業が中国に進出する理由は2つで、①低賃金労働力目当てと②市場目当てである。日本の産業の、特にものづくりの、空洞化の最大原因は、①低賃金労働力目当ての日本企業の中国への工場移転である。低賃金労働力目当てで生産拠点が地球上を動くことは、資本主義の原理から見て当然といえる。
■しかしながら、中華人民共和国は資本主義の国ではない。共産党が1党支配する独裁国である。資本主義の大前提として、せめて、 自由! 平等! 所有! そして ベンサム! がなければならない。ところがどうだい。支那は共産党支配下にある。おいらは、ここではロジックとして、「共産主義」が悪いと主張したいのではない。資本主義を否定するはずの共産主義を建前とする中国共産党が 資本制 をやるのがおかしいといいたい。
■これは、まるで、売春反対の人権活動家が、売春宿を経営するに等しい。中国共産党がやっているのはつまりそういうことである。 自国の「労働者」を管理し(もはや労働者とはいえまい)、外資を呼び込んで(この際上海あたりでは国家権力が派手に 地上げ をして住民を追っ払ったらしいじゃなねーか)賃労働・搾取させているのである。これでは露骨な賃金奴隷である。
■中国政府は今回の反日暴動を「働かない一部の暴徒が」とか言っているらしいが、一般的に言って、共産党支配体制では 失業者 などいてはいけないのである。
■以上非難したが、一番非難したいのは、のこのこと 売春宿、あっ、もとい、賃金格安共産圏に出て行く日本企業である。低賃金だからといって共産党管理下の賃金奴隷を使っている。確かに、かれら賃金奴隷の賃金は支那土民に比べればはるかに高い。10代のおねーちゃんが田舎の家族を養える。ただ、そういう資本制の支那での広がりが貧富の格差を生み、貧乏人の怨望を作り上げている。
■一部の日本の経済人たちは反日暴動は日本政府の、靖国参拝をはじめとする、歴史認識が問題なのであり、日本政府がそういうことをやめれば、日中関係もうまくいき、経済関係もよくなると思っているらしい。
間違いである。
■自分たちの経済活動、ただ賃金が安いからと工場つくる奴も、商品が売れるからと商売するやつも、貧富の格差が貧乏人の怨望を作り上げている、つまり、自分たちが原因なんだ、という認識がない。不満は意外にも日本製品を買うような中産階級の方が強いかもしれない。なぜなら、彼らは観念的に考えるほどの余裕があり、つまり本やメディアに接することができる。教科書が出会う最初であろう。彼らに植え込まれる日帝は極悪である。しかし、仇役・日帝は観念でしかありえない。なぜなら、現在の生身の日本人はたいていいい人だからである。本当のところ、恨みの原動力は日本の「成功」であり、我彼の差を目の前の日本商品が雄弁に物語る。それは、消費社会のはじまりで、中国人も欲望に火をつけられたからである。中国人は、実は、改革開放の後に「貧乏」になったのである。正確に言うと、自分達が貧乏であって、これを変えたいという意識を持ったということである。
●中国人労働者はちゃんと マルクスの本 が手に入るんだろう? そして読んだことあるんだろうか?素朴な質問である。