いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

【9月は新入猫歓迎月間】 今日の看猫 20120905; 引っかかる言葉:「結果を残せませんでした」

2012年09月05日 20時34分04秒 | ねこ


―潜り込んで安全を確保しようとするみけちゃん―

 


―見上げるうめちゃん@7年前の新入生

■ 最近、引っかかる言葉、「結果を残せませんでした」

先月のオリンピックの頃のニュース報道で、期待された「成果」を挙げられなかった選手について、

「結果を残せませんでした」

と、アナウンサーがしばしば口にしていた。

おいらは、引っかかった。

結果は出ている。

結果というのはその価値にかかわらず出来(しゅったい)した事象のことである。

つまり、良かろうと、悪かろうと「結果」は出るのだ。

それが、今じゃ、良い成果のことを「結果」と分節化しているのだ。

「本来」の良かろうと、悪かろうと出来(しゅったい)した事象のことという定義から偏向しているのだ。

そんなことをつらつら、無意識にでも、考えていると出会った張り紙;


  ―特別展 回天

もうもうと黒煙を上げる空母。

やはり、そんなみんな、「結果」にこだわるのだろうか?

この米空母の名前は何で、どの回天攻撃の時の「結果」なのだろうか?

成果主義的視線による特攻隊回顧!

特攻隊の本義は 死精神 「至誠心」にこそあると、つい夢想してしまうおいらには、これまた引っかかったのであった。

と、これまで全然「結果」を残せていない、おいらが書いてみた。