いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第259週

2019年10月26日 19時30分11秒 | 草花野菜

■ 今週のよそのぶどう


こども植物園(横浜市南区)

■ 今週の看猫

■ 今週のよその猫 (こども植物園 [横浜市南区])

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

■ 今週の横浜駅=サグラダ・ファミリア=永続工事

■ 今週のレコンキスタ 不可能施設探訪

英連邦戦死者墓地(横浜市保土ヶ谷区)。

第二次世界大戦後の1946年に、現在の横浜市保土ケ谷区に所在していた保土ヶ谷児童遊園地/保土ヶ谷錬成場が接収され、英連邦戦死者墓地が作られた。  約3ヘクタールの土地にイギリス1013基、オーストラリア278基など全部で1518基の墓碑が建立された。wikipedia

つまり、この地は敗戦直後に戦勝国に接収された。英国軍は「基地」ならぬ「墓地」を建設。葬られたのは日本で死んだ英連邦出身の戦争捕虜。米軍の捕虜で死没した者の遺骨は本国に帰った。米軍は墓地を日本でつくっていない(例外はこの英軍墓地に葬られた米兵)。
 接収地なので講和条約後は返還する建前だが、墓地だ。現在は、「敷地は、日本国政府より英連邦戦死者墓地委員会に対し無償かつ自動更新(30年期限)で使用を許可している」(wiki)そうだ。基地なら撤退してもらって返還してもらうこともできるだろう。事実、東京、横浜の米軍接収地はかなり返還されている。でも、墓地を撤回して更地にして返還せよ!というと鬼畜扱いされるので、この先もずっとこのままなのだろう。恐るべし、大英帝国。大英帝国の正統とは何か!死者には墓石で示して貰わなければならないという戦略だ。

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