いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第440週

2023年04月22日 18時01分37秒 | 草花野菜

▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第440週

■ 今週の武相境斜面

▼ 武相境斜面の道産猫

■ 今週の草木花実、そして麦

■ 今週の東京

■ 今週のつくば・TSUKUBA

株式会社つくば商会  東京都狛江市東和泉1丁目34番22号  web site

■ 今週の清音

二子玉川は、ふたたまがわ。濁らない。

■ 今週の昭和

土曜日のお昼。地下の食料品売り場以外の、上の階の売り場はほんと人がまばら。いない。これで、商売になっているのだろうか?と思う。

▼ デパートの屋上

■ 今週の崖線

国分寺崖線。 東京都世田谷区成城3丁目16   成城通り

■ 今週の生き延び

狩られず生き延びて伸びた筍

■ 今週の南蛮

チキン南蛮定食  おねぎや 二子玉川店 (食べログ) (ぐるなび

■ 今週のお野菜

世田谷区立岡本公園民家園で長ねぎをいただいた。帰って、食べた;

■ 今週の抹茶

ガスト いちごと抹茶とトライフル [google] (site

■ 今週読んだ本

村上春樹、『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』。家にあった本。読んでいなかった。初出は1992年、本としては1994年刊行のもの。1992年は、まだ、村上春樹は自分の父親について語っていないのだろう。今の視点からみて、村上春樹の父親と同じ境遇の登場人物がでてくると気づく。なお、「村上春樹=復員兵の子供」問題は愚ブログで2012年から取り上げている(団塊=復員兵の子供たち、あるいは、few J-children sing, what did you kill ?)。

「ただひとつ私の申し上げたいのは、私たちは、あなたと同じようなごく普通の青年であったということです。しかし大学を出てすぐに招集を受け、半ば強制的に幹部候補生になり、そのまま内地に戻されることなく終わってしまいました。私の人生なぞはかない夢のようなものです」、間宮中尉はそのまましばらく口をつぐんでいた。(『ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編』、第11章 間宮中尉の登場、温かい泥の中からやってきたもの、オーデコロン)

おいらは、まだ、村上春樹の『猫を棄てる 父親について語るとき』を読んでいない。

でも、今思えば、『羊をめぐる冒険』の羊博士は支那大陸に行って、異常体験で人生が一変する。これは、今思えば、村上春樹の父親のイメージ/喩に違いない。

そして、『羊をめぐる冒険』には「羊男」が出てくる。「羊男」とは徴兵忌避者だ。兵隊に取られることから逃げ、山奥で隠棲しているのだ。この人生こそ村上春樹の父親の人生ではなく、おそらく、村上春樹が父親にそうであってほしいと願望した人間像かもしれない。



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