
?から目線。
■You Tube 抜刀隊
何度も何度も聞いて、歌って、やっと気づいたこと多々ある。
また よにいづる みの ほまれ; 又世の出る身の誉れ
そうなのだ。 この外山正一の詩は、徵兵令詔書及ヒ徵兵吿諭へのアイロニカルな返歌に他ならないのである。
徵兵令詔書及ヒ徵兵吿諭にいう;
雙刀ヲ帶ヒ武士ト稱シ抗顏坐食シ甚シキニ至テハ人ヲ殺シ官其罪ヲ問ハサル者ノ如キニ非ス抑
いか@サマ訳; (明治維新とは名ばかりの薩長クーデター・革命勢力は、正統な統治者である武士を貶めるため、幼帝をカイライとして、以下布告した) 武士なんてものは、大小の刀をもった、あつかましくもタダ飯を食らう卑劣漢であり、ひどい場合には人を殺しても、なんら咎めがない、とんでもねーやつらなのだ。
■ 外山@元幕臣、の返歌
維新このかた廃れたる、日本刀(やまとがたな)の今更に
又(また)世に出ずる身の誉(ほまれ)
そうなのだ、 又(また)という、再出馬なのである。
なるほど、明治維新とやらで、お望みの通り、武士はいなくなりました。ところが、そんな中おきた、維新勢力内の内ゲバ。 足軽上がりの山縣率いる非武士・ひゃくしょう皇軍は反乱軍の抜刀隊の白刃の前に、逃げ惑うばかり。
ここらへんで そろそろ僕が
その花を咲かせましょう
愛のために あなたのために
引き受けましょう
あー 燃えてるんだぜ 僕ごのみの
ワールド オブ ワールド
荒れる海原に船を出せ
YouTube; 愛のために
ここらへんで、ひゃくしょうへいの、素人いくさには見かねて、
そろそろ僕が、白刃の花を咲かせましょう
ということらしい。 皇軍も対抗として抜刀隊を組織しました。
ウイキペヂア 抜刀隊
▼ また よにいづる みの ほまれ; 又世の出る身の誉れ

Every dog has his day.
また よにいづる みの ほまれ; 又世の出る身の誉れの御仁を見ると、ソーモービセンンのおいらもうれしくなる。
このあと重光葵はA級戦犯として訴追、実刑を受ける。が、のち、再び外務大臣。国連加盟の演説をNYで行う。
容保さんにも所は、もちろん、あった。
■話はとぶが、経済用語のincomeの日本語訳の筆頭は「収入」である。一方、「所得」という訳語も充てられている。このincome=「所得」という訳は、高貴な誤訳である。incomeに過ぎないものを、社会でのその人の居場所を確保するという所得、つまりは、所(ところ)を得(え)るという語を充ててしまったからである。
収入と社会で所を得ることとは論理的に別である。でも、現実にはそうだったのであろう。 今の方がむしろそうかもしれない。 日本銀行券の多寡が日本社会での所を示すから。
●さて、話は戻って、重光さんと並ぶ松平容保さんの「所」について。
松平容保さんは維新後、つまりは薩長革命の後、ある所を得る。 もったいぶって明日に伸ばすのはご勘弁として、みなさん論理的に、つまりはあらたな情報収集なしに、ググらないで、考えてみてください。 松平容保さんの維新後の適職。
おこたいは明日。