いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

それでも、日本人は「原発」を選んだ、あるいは、因果な親子

2011年04月10日 07時27分18秒 | 日本事情


■風評被害に乗じ、安くこなごを入手したハイエナなおいら。宮城県産のこなごは、福島第一原発からの放射性廃液の放水とは全然関係ないはずだ。ただ、宮城→地震→原発事故→茨城県産、福島県産こなごに放射線検出というイメージで売れ残ったに違いない。そもそも、宮城産なので、沿岸地域はあれだけ津波にやられたのだ。地震後に漁が行われているはずもない。震災前の漁獲に違いない。

イカ、が混ざる漁法って? 逆にこれをいか@ブログにまぜたよ。


それでも、日本人は「原発」を選んだ

加藤陽子センセが、弁明している;

地震と津波の直後には、東京電力福島第1原発の複数の炉が制御不能となった。テレビは、首相官邸、原子力安全・保安院、東電等による記者会見の模様や現場の状況を臨戦態勢で報じていた。映像を見ながら私の頭に浮かんだのは、奇妙にも次に引く大岡昇平の言葉だった。

 「(昭和)十九年に積み出された時、どうせ殺される命なら、どうして戦争をやめさせることにそれをかけられなかったかという反省が頭をかすめた、(中略)この軍隊を自分が許容しているんだから、その前提に立っていうのでなければならない」

 「俘虜記」「レイテ戦記」あるいは「花影」で知られた大岡が、自らの戦争体験を語った「戦争」(岩波現代文庫)の一節である。1944年7月、大岡は第14軍の補充要員(暗号手)として門司港からフィリピンへ向けて出発する。

 輸送船に乗せられた時、自分は死ぬという明白な自覚が大岡を貫いた。これまで自分は、軍部のやり方を冷眼視しつつ、戦争に関する知識を蓄積することで自ら慰めてきたが、それらは、死を前にした時、何の役にもたたないとわかった。自ら戦争を防ぐという行動に出なければならなかったのにもかかわらず、自分はそれをしなかった、こう大岡は静かに考える。

 よって、戦争や軍隊について自分が書く時には、自分がそれらを「許容してい」たという、率直な感慨を前提として書かねばならない、と大岡は理解する。その成果が「レイテ戦記」にほかならない。この大岡の自戒は、同時代の歴史を「引き受ける」感覚、軍部の暴走を許容したのは、自分であり国民それ自体なのだという洞察だろう。

 以上の文章の、戦争や軍部という部分を、原子力発電という言葉に読み替えていただければ、私の言わんとすることがご理解いただけるだろう。

 原発を地球温暖化対策の切り札とする考えは、説得的に響いた。また、鉄道等と共に原発は、パッケージ型インフラの海外展開戦略の柱であり、政府の策定にかかる新成長戦略の一環でもあった。生活面でも「オール電化」は、火事とは無縁の安全なものとして語られていた。これらの事実を忘れてはならない。私は「許容していた」。

毎日新聞、時代の風#1)

私は「許容していた」。とか殊勝に言えば、それがインテリさまの誠実さの表明だと思っているのだろうか?こういうものいいをちゃっかり公表することをあざといと感じるおいらは、やはり、ひねくれているのだ。

おためごかしの親子ふた組/strong> (当初はふた組書こうとしたが、神田親子に絞った)

1. 神田うの、神田敦親子

神田うのサマは、公式ブログ(悲しすぎるネット被害)でいっていた;

皆様、

本当はこういう事はブログでは書きたくありませんでしたが、

この度、はっきりとさせて頂きたいことがあります。

これ以上の我慢も限界に達してしまいましたのでしょぼん

書かせて頂きますね.。

「火のない所に煙りが立つ」のがこの業界。

今まで相手にしてこなかった噂話。

相手にしなければ良い・・・放っておこうと。

悪意に満ちた事実無根のつくり話で誹謗中傷されしょぼん

またか・・・と思いながら、

ただただ傷付いてきましたが、

耳を疑うような・・・あり得ない・・・

そのような酷い発想の話が浮かぶ

そんな人間がいる事自体信じられませんでした。

また、このような作り話をまことしやかにネット上に流し

誹謗中傷する人間・・・

そして、それをうのみにして信じている人達がいる事に、

更にビックリ仰天すると共に、

怒りが深い悲しみになりましたしょぼん

インターネットは不特定多数の人が、

自由な意見や情報の交換が可能な便利なツールですが、

根も葉もない噂話や、

作り話がさも本当の話のように、

ネットを駆け回る恐ろしさも

同時に兼ね備えています。

今回、私がその被害に遭い

インターネットの恐ろしさを、

正に身を持って感じています。

そして、同様の被害を受けている人達が、

沢山おられるのではないかと・・・

本当に残念に思います。

その被害とは、

「16年前、神田うのが、

阪神淡路大震災の時の被害で

死亡した人達の人数を賭けていた」

などと言う、想像しただけでも恐ろしい

事実無根の酷い作り話しが

ネット上を駆け回っており、

私のブログに寄せられるコメント等にも

「こういう話をインターネット上で見つけましたが本当ですか?」

という質問も届いていますしょぼん

このような話を半ば信じている方々も

少数ながらいらっしゃる事自体にも、

深い悲しみと共に凄いショックを受けました


が、しかし、こういう証文がネットに出回っている。
神田うのが否定したはずの“問題発言”が流出!

どんな鬼畜なことを考えたり、内内で話したりすることは勝手だ。でも、後からすぐばれる嘘を平然とするのは、わきが甘すぎ。





さて、その神田うのの御尊父サマが、元資源エネルギー庁の原子力発電安全管理課長で、原発推進派の旧通産省(経産省)のお役人サマだった。

被爆奴隷を使って官とヌクヌクするだけで大金が手に入る構造を変えないと何ともな...

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#1
時代の風:東日本大震災=精神科医・斎藤環、東京大教授・加藤陽子

 東日本大震災は被災者ケアや復興財源が長期の課題になっている。先週に続き「時代の風」執筆者につづってもらった。
 ◇「復興」の10年を若者の希望に--精神科医・斎藤環

 東日本大震災から、早くも2週間が過ぎた。

 私の故郷である岩手県も大きな被害を受けた。幼い頃から何度も通った宮古の海岸、陸前高田の砂浜、潮干狩りをした宮城県の気仙沼などに刻まれた津波の爪痕を見るにつけ、胸がつぶれる思いがする。亡くなられた方々のご冥福と、被災された方々が一日も早く日常を取り戻されることを祈りたい。

 大きな災害は、人々の意識にも少なからぬ影響をもたらす。16年前の阪神淡路大震災がそうだった。あの震災の後、私たちは「トラウマ」や「こころのケア」といった言葉に敏感になり、被災して傷ついた心に配慮する作法も定着した。

 いま気がかりなのは、若い世代に今回の震災がどのように受けとめられていくのか、という点である。震災によるダメージは、おそらく就活にも影をおとす。不景気に追い打ちをかけるような災厄の連続に、今この国に生まれた不幸を呪いたくなる若者がいても不思議ではない。

 しかし、と私は考える。最大のピンチの中にすら、チャンスの芽ははらまれているはずだ。もし震災を、社会的な「リセット」と認識できれば、格差社会の苛烈さにおびえて身動きできない若者たちには、動き出す好機たり得るかもしれない。

 思えばバブル崩壊以降、若い世代にとっては、まっとうな希望を持つことがむずかしい時代がながく続いていた。ここしばらく、中高生の意識調査では「これから社会が良くなるとは思えない」「努力は報われるとは限らない」といった、悲観的な回答が大半を占めるのが常だった。いつ晴れるとも知れないニヒリズムの雲が、若者たちの頭上を、薄く広く覆い続けていた。

 震災・津波・原発事故という未曽有の災害によって、日本の産業や経済が受けたダメージははかりしれない。被害総額は20兆円以上とする試算もあり、立ち直りには長い期間を要するだろう。そう、これから私たちはかつてない「どん底」を経験する覚悟を固めた方がよい。

 しかし、私は期待している。この「どん底」の経験が、若い世代にとっては希望でありうることを。

 私たちバブル世代には、無根拠な楽観主義が骨がらみに染みついている。幼児期には高度成長期を、思春期から青年期にかけてはバブル景気を経験したものとして、私たちはいまなお根拠なしに「そのうちなんとかなるだろう」と信じている。

 この種の感性は、思春期においてどういう社会状況を経験したかにかかわっている。その意味で今30代以下の世代の不幸は、思春期において社会の成長発展を実感できなかった点にあるだろう。就職氷河期、全世界同時不況、格差社会のなかで弱者化する若者……。これでは希望を持てというほうがむちゃというものだ。

 そうした意味からも、「どん底」は好機なのだ。

 私はこの状況がずっと続くとも、どんどん悪くなるとも考えていない。政府に初動の不手際はあったにしても、インフラの復旧は、かなり順調に進んでいる。不安の種だった物不足にしても、流通は徐々に健全化しつつある。気がかりな福島の原発事故は、最悪の事態は免れるであろうと楽観できる雰囲気になりつつある。

 そう、これほどの災厄にもかかわらず、日本社会には、それをはね返すだけの基礎体力があるのだ。

 ならば、これからの10年間は、間違いなく復興のディケイドとなるだろう。一度「どん底」を経験した社会が、じわじわと立ち直っていく姿を、私たちは目の当たりにすることになるのだ。ほかならぬ復興の当事者の一人として。

 津波や被災地の映像はもう十分だ。今後メディアは「復興の姿」をこそ報道し続けるべきではないか。人々が力を合わせて立ち直っていく姿は、若い世代にとっては何よりの励ましであり、希望である。リアルな希望を支えるのは、社会がよりよい状態に変わりうることの、具体的なイメージなのだから。
 ◇原発を「許容していた」私--東京大教授・加藤陽子

 3月11日午後2時46分。日本人あるいは日本に住む人々にとって、この時刻に何をしていたかについては、これから何度も問い返され、何度も記憶に再生されることとなろう。

 東京都文京区に住まいのある私は、その時、マンション中庭の草花に水をやっていた。しおれ気味の花々に、数日間水やりを怠ったことをわびつつ水をやっていると、自分の視界が、突然、横に引っ張られる感じがした。これから会議が一つあるのに目まいとは困ったことだと思った数秒後、地震だと気づいた。水道栓を閉め、ころがるように部屋に戻るまで、この間5分。

 それ以来、何をしていれば心が休まるかといえば、中庭で水をやることなのだ。あの時、水やりをしていた自分。依然として生きている自分。その単純な関連を、身体が勝手に何度も確認したがっていたようだ。震度5強とはいえ、ほぼ被害のなかった地域において、こうだ。被災された人々の心と身体を思えば暗たんたる気持ちになる。

 地震と津波の直後には、東京電力福島第1原発の複数の炉が制御不能となった。テレビは、首相官邸、原子力安全・保安院、東電等による記者会見の模様や現場の状況を臨戦態勢で報じていた。映像を見ながら私の頭に浮かんだのは、奇妙にも次に引く大岡昇平の言葉だった。

 「(昭和)十九年に積み出された時、どうせ殺される命なら、どうして戦争をやめさせることにそれをかけられなかったかという反省が頭をかすめた、(中略)この軍隊を自分が許容しているんだから、その前提に立っていうのでなければならない」

 「俘虜記」「レイテ戦記」あるいは「花影」で知られた大岡が、自らの戦争体験を語った「戦争」(岩波現代文庫)の一節である。1944年7月、大岡は第14軍の補充要員(暗号手)として門司港からフィリピンへ向けて出発する。

 輸送船に乗せられた時、自分は死ぬという明白な自覚が大岡を貫いた。これまで自分は、軍部のやり方を冷眼視しつつ、戦争に関する知識を蓄積することで自ら慰めてきたが、それらは、死を前にした時、何の役にもたたないとわかった。自ら戦争を防ぐという行動に出なければならなかったのにもかかわらず、自分はそれをしなかった、こう大岡は静かに考える。

 よって、戦争や軍隊について自分が書く時には、自分がそれらを「許容してい」たという、率直な感慨を前提として書かねばならない、と大岡は理解する。その成果が「レイテ戦記」にほかならない。この大岡の自戒は、同時代の歴史を「引き受ける」感覚、軍部の暴走を許容したのは、自分であり国民それ自体なのだという洞察だろう。

 以上の文章の、戦争や軍部という部分を、原子力発電という言葉に読み替えていただければ、私の言わんとすることがご理解いただけるだろう。

 原発を地球温暖化対策の切り札とする考えは、説得的に響いた。また、鉄道等と共に原発は、パッケージ型インフラの海外展開戦略の柱であり、政府の策定にかかる新成長戦略の一環でもあった。生活面でも「オール電化」は、火事とは無縁の安全なものとして語られていた。これらの事実を忘れてはならない。私は「許容していた」。

 敗戦の総括については自力では行えなかった日本。ならば、せめて今回の事故について、同じ過ちを繰りかえしたくはない。政府に求めたいのは、事故発生直後からの記録を完全な形で残し、その一次史料を、第三者からなる外部の調査委員会に委ねてほしいということだ。

 公文書管理法は、現在、内閣府の公文書管理委員会において、施行令・各府省文書管理規則等の審議を経て、本年4月から施行予定となっている。

 枝野官房長官は鳩山内閣期、内閣府特命担当大臣として行政刷新の一環としての公文書管理を担当された方である。復興庁を創設するのならば、まさに、震災・事故関係記録の集中保存から入っていただきたい。これが、亡くなった方を忘れない、最も有効な方法だと信ずる。<「ニュース争論」は休みました。題字は書家・石飛博光氏>



今週はスイスチャードを撮りました

2011年04月09日 09時19分56秒 | 筑波山麓


去年秋に種をまきました。越冬し、春が来て、新しい葉がぐんぐん出てきました。


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大愚民体制翼賛会、あるいは、デマゴーグを指摘するデマゴーグ

2011年04月07日 19時46分36秒 | 日本事情

― あなたが八度七分の声を使うときは、 必ずあたしにうしろめたいことがあるとき  ―
                               椎名林檎、『すべりだい』(歌詞



■大愚民翼賛会;

wiki 福島第一原子力発電所事故にある;

地震と津波への対策

2006年3月1日、国会質問で当時の経産相の二階俊博(自由民主党)は、吉井英勝(京都大学原子核工学科卒業、日本共産党)から福島第一原子力発電所を含む43基の原子力発電所における津波対策の不備を指摘され、冷却水喪失による炉心溶融の危険性を警告された[82]。このとき二階は吉井に対策を約束したが、実際には改善を行わなかった。吉井は同年12月13日にも「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」[83]を内閣に提出し、原発の安全対策の不備に注意を喚起したが、当時の内閣総理大臣安倍晋三は「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」[84]と退けた[85]。また、吉井は2010年4月9日にも衆議院経済産業委員会で同じ問題を取り上げたが、当時の経産相の直嶋正行(民主党)は「多重防護でしっかり事故を防いでいく、メルトダウンというようなことを起こさせない、このための様々な仕組みをつくっている」[86]と断言し、やはり安全対策を講じなかた。


震災のどさくさに紛れた大連立政権構想の動機はよくわかる。うしろめたい、第一愚民党と第二愚民党がお互いの落ち度を相殺したいのだ。

(関連愚記事;①第一、第二愚民党 ;②おいらの梅の実;③選挙に行く奴はバカである。 ;④お孫さまの時代;嫌われ芸編←鳩山由紀夫は人格障害者と見抜いていないまぬけ記事)

    
旧第二愚民党・現愚民党   旧愚民党・現第二愚民党

ネット上で誰も指摘していない科学的推論を披露するょ、

臨界してるよただし水のね;

福島第一原子力発電所の炉心では臨界が起きているにちがいない。ただし、核分裂反応の開始ではなく、水の臨界。報道では炉心温度が300-400℃になったと報じた。その条件なら水は超臨界状態になっているはずだ。物質には三態がある。気体、液体、固体。H2Oの場合、水蒸気、水、氷。この三態とは別に臨界点を超える高温高圧状態では超臨界状態となる。水が超臨界状態になると反応活性が上がる。つまり、他の物質を犯したり、溶解したりする。炉心の水素爆発が危惧されている。核燃料棒の表皮の金属のジルコニア合金が水と反応し、金属は酸化物に、水は水素を発生する。その水素が爆発の因子となって、今窒素封入を試みている。この水素発生反応はジルコニア合金と水(水蒸気、あるいは超臨界H2O)の反応。超臨界H2Oはより激しくジルコニア合金と反応し、水素を発生していると理論的には考えられる。

もっとも、こんな理論的予測は、冷却装置不動という震災初日から予測できたこと。

それに対し打つ手をその時点、つまり震災初日から考えていなかったことが問題。

後手後手、つけば焼き、泥縄、いきあたりばったり、そして、"窒素注入は米NRCの助言、水素爆発再発を警告"#1だって。「個々の技術は高度でも、総合的な判断や危機管理をできない日本人」という報道は、おいらの日ごろのぬほん見聞からしてその通り。

やはり、おいらどもは、「なんという土人の国にいるのだろう」、と感嘆しなければいけないのだ。 おいらだって、ダーチャで土にまみれて、がんばっている。

(土人の国;同紙は、問題が起きた際に連絡が取れなくなるのは、日本の経営者や政治家によくあることだと指摘。#2)

デマゴーグを指摘するデマゴーグをネタにする本デマブログ

山口二郎が、かわむらたかしら減税日本的政治をデマゴーグと指摘するのをみて、わらった。

元祖デマゴーグは、おまいだにぃ~。



政権交代こそ!っていってたんじゃなかったのかい!? The beginning of democrazy!

この顔触れ見ると、余計わらって、わらいすぎて涙が出てきた。寺島実朗の今の気持ちってなんだろう?東條英樹の気持ち、つまり米国に刃向かうとおそろしい~ことになるってこと、がよくわかった気持ちなんだろうか?おすえてほすい。

発熱中

(三十)八度七分の声どころか、臨界温度の悲鳴を上げて、うしろめたさも何も、~その時全て壊れ落ちた 激しい雨には 慣れていたけど、お得意の嘘や詮索ごっこが 最後の遊びへ導いていた~って感じ。


#1
窒素注入は米NRCの助言、水素爆発再発を警告


特集 福島原発

 新たな水素爆発を防ぐため、東京電力は福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器に窒素を注入しているが、この措置は米原子力規制委員会(NRC)が報告書の中で必要性を強調していたものだ。

 報告書は、同原発の現状について冷却のために原子炉に注入した海水の塩分が炉内にたまり、十分な冷却ができなくなっていると警告している。

 NRCは、原発の安全審査や規制、放射性廃棄物管理の監督に強い権限を持つ米政府の独立機関。日米政府が福島第一原発事故の対応のため設立した連絡調整会議にも参加している。

 NRCのチームが先月26日付でまとめた報告書は、1~3号機について、核燃料の一部が溶け、圧力容器の底にたまっていると分析。海水中の塩分が析出して燃料を覆い、冷却を妨げていると指摘した。特に、圧力容器内の温度が高い1号機で、塩の量が多いと懸念を表明している。2、3号機は、注水しても圧力容器の水位が上がらず、一部が壊れている可能性を示唆した。

 また、海水は真水に比べて、放射線による分解で水素を発生しやすいと指摘。海水に含まれていた酸素と反応して、水素爆発を起こす危険があると警告した。

 窒素注入は、その対策としてNRCが提案していたもので、東電は7日、「すぐに水素爆発する恐れはないが、(NRCの)指摘を踏まえた」と説明した。
(2011年4月7日20時19分 読売新聞)

#2
東電社長「雲隠れ」と批判 「福島」で米紙
2011.3.29 18:53
地震による原発施設への影響についての記者会見に臨む、東京電力の清水正孝社長=3月13日午後、東京・内幸町(松本健吾撮影)

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地震による原発施設への影響についての記者会見に臨む、東京電力の清水正孝社長=3月13日午後、東京・内幸町(松本健吾撮影)

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は29日、「経営者が雲隠れ」との見出しで、福島第1原発事故発生から2日後の13日以降、公の場に姿を見せていない東京電力の清水正孝社長を批判する記事を掲載した。

 同紙は、問題が起きた際に連絡が取れなくなるのは、日本の経営者や政治家によくあることだと指摘。その上で、社長の行動を「理解できない」とする西岡武夫参院議長の発言や、メディアの間で社長の刑事責任を問うよう求める意見が出ていることを例に挙げ、批判が強まっていることを伝えた。記事は「誰もが清水社長は辞任することになると思っている」と指摘する一方で、「電力会社と政治家、原子力規制当局の緊密な関係を引き離さなければ解決にはつながらない」とする日本国民の声を紹介した。東電は27日、清水社長が16日に過労から体調を崩し、政府・東電の統合連絡本部を数日間離れていたことを明らかにした。(共同)






【デマ(拡散禁止)】 Hibakusha; 日本ブランドのバージョンアップ

2011年04月05日 05時07分51秒 | 日本事情



画像元など;
・愚記事:遺族を捜しています。
・愚記事:処女からヒバクかぁちゃんへの1945年
「焼き場に立つ少年」 1945年 長崎 撮影 ジョー・オダネル  [後記1]
放射線の検査を受ける子供達

■デマ。明らかに事実と違うことを喧伝するのは、デマではない。すぐばれる。デマとは"事実"を恣意的につなぎ合わせ、受け手に送り手が期待する考えや判断や感情を起こさせることを目的とするもの。

つまり、日本政府の「大丈夫、大丈夫」という広報は、少なからずの国民に不安を惹起せしめている点から考えて、"デマ"に失敗している。ただし、不安を煽るという政府の意図とは正反対の効果を及ぼす役割はしっかり担っている。



原発高踏派を自称しようとしたらアララギ派になりそうな件。 / Togetter - 「白田秀彰先生「原発推進派や反対派があるのなら、原発白樺派や原発耽美派があってもいいのでは?」」
http://togetter.com/li/118092


[後記1] 2011年11月23日の新聞報道;

http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20111123ddm004070178000c.html

発信箱:焼き場に立つ少年の写真=伊藤智永

 焼け野原に裸足の少年が立っている。おんぶひもで背負った赤ん坊は、すでに息がない。幼い兄は、川のほとりで小さい弟を焼いてもらうため、じっと順番を待っているところだ。きつく結んだ口もと、正面を見据える目、ぴんと伸びた指先。

 原爆投下後の長崎で、米軍カメラマンのオダネル軍曹が撮った有名な写真は、人種も言葉も超えて万人の胸を打つだろう。

 と思ったら、それは甘かった。スイス・ジュネーブの国連欧州本部に11日新設された原爆常設展示。準備段階で長崎市がこの写真を提案したところ、国連職員たちの委員会審査であっけなく却下された。

 「直立不動の姿勢が軍隊みたいだ」「この子は悲しいのに泣いていないじゃないか」。そんな物言いがついたらしい。

 そもそも長崎市は「まず被爆の悲惨さを知ってほしい」(田上富久市長)と考え、背中一面焼けただれた写真など十数点を用意したが、国連側から「子 供の見学者も来るので、ショッキングな内容は困る」と退けられた。焼き場の少年の写真は窮余の一策だったが、それもダメだという。

 やり取りを交わすうち、国連内の議論の実情が漏れ伝わった。「悲惨な目に遭ったのは原爆だけじゃない」「ホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)の常設展も申請がある」「南京虐殺はどうなる」……。

 結局、全体は国連の軍縮・核不拡散の歩みを紹介する展示となり、原爆の記述は11枚のパネルのうち2枚にとどまった。使われた写真は、広島・長崎の焼け跡と、衝撃度の少ない被爆者の後ろ姿の3枚である。

 他の惨事と比べられない被爆の特殊性。表に出さないほどに深い悲痛。どちらも日本の常識が、国連では通じない。それを分からせるのが外交だが、事のてんまつに、なぜか外務省は登場しない。(ジュネーブ支局)

毎日新聞 2011年11月23日 東京朝刊


正力松太郎の野望の頓挫; まぬけな後継者が土人

2011年04月03日 13時52分32秒 | 日本事情

■技術は、古今東西いかなる人間集団にもある。"土人"だって技術はもっている。その技術がその人間集団の生活圏の拡大の重要な要素。"近代"において毛唐さん文明が世界的に覇した理由はこれである。っていうか、毛唐さんが世界的に繁殖した時代を"近代"というのだ。

■20世紀後半、敗戦後、日本の"為政者の一部"は、核武装と弾道飛翔体の国産の準備をすすめたらしい。正確にいうと核武装の潜在力を備えるため原子力発電技術の導入を米国から始めた。爆弾にせよ、発電用にせよ敗戦前の大日本帝国は核分裂反応の技術を自ら開発できなかった。つまりは、まぬけだったのだ(愚記事;とうがらし さん )。

その核武装と弾道弾飛翔体の国産の準備をすすめたらしい日本の"為政者の一部"の面子の全貌は今だ明らかではないが、明らかな人はいる。

正力松太郎 (wiki)。

プロ野球の父、テレビ放送の父、原子力の父といわれているらしい。

震災後の今、この三つが順調でなく、問題となっている。そして、三つとも米国由来のものだ。

CIAのエージェント、正力松太郎

正力松太郎がCIAのエージェントであったことは米国の情報公開文書から明らかとなってきている(有馬哲夫 『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」』(Amazon))。

実は、おいらは、松太郎を"売国奴"と罵りたいわけではない。むしろ、よくぞ米国から原子力技術をせしめたものだと、驚いている。日本の核武装を恐れているのは米国に違いない。なぜなら、報復を想定するからだ。でも、その想定は杞憂であった。敗戦後、正面からの対米報復を訴える政治勢力は日本にはなかった。もちろん、一億一心火の玉だ!とか一億総玉砕!とかはおためごかしだったわけだ。そういうヘタレなぬっぽんに米国から核をパクッたのが、正力松太郎センセだ。アメリカひじきを頂戴したあわれでとんまなぬっぽんずんとは違うのだ。米国に疑われないようにCIAのエージェントになったのだ。日本に原子力技術をもたらすために。淫売かぁちゃんである。そして、おいらどもはさのばびっち、に他ならない。ありがとう、淫売かぁちゃん。

本ブログでは、戦後日本の原子力技術の米国からのバクリとその後の展開には驚き、注目してきた;

・愚記事1 重工、対米原子炉輸出

国策としての原子力技術開発は、政府(補助金・スポンサー)と、えすたぶりっしゅめんと系メーカーとの、ずるずる・べったりの物語であった。昭和37年度 原子力白書 昭和38年7月 by 国務大臣 原子力委員会委員長  佐藤栄作 をみると、日立・三菱重工・東芝など、錚錚たる日帝企業のお歴々に他ならない。 丸の内サディスティクス

最近の報道によれば仁科は核分裂の原理そのものをわかっておらず、ぬっぽん原爆開発はとんちんかんであったとのこと。この報道は、ぬっぽん核開発者は理論的にとんちんかんであったばかりではなく、技術的にもウランの濃縮が全くできていなかったという両面において、さらにはマンハッタン計画との比較により、月とスッポン以上の差があったことをあわせて、ぬっぽん核開発は田吾作でしかなったことを、あわれなぬっぽんにいつものことではあるが、改めて直視せねばならないことをおいらに知らせた。


・愚記事2 幽玄 @筑波山麓

原子力政策を統括するために創設されたのが、今はなくなったが、科学技術庁である。動燃などを傘下に置く原子力・核技術統括官庁にほかならない。この科学技術庁の創設を一番必死にやったのが佐藤栄作で、背景には上記核武装準備官僚の駆動力があったのだろう。初代長官は、A級戦犯容疑者で、読売新聞の正力松太郎。

最近は核武装論もタブーではなくなり、日本の核武装もやむなしという意見が広まっている。ファナティックな国家主義者ではない識者にも広まっていた。たとえば、「私は、シナ、北朝鮮の現状では、日本の核武装もやむなしと思っているが、放っておくと属国になるとまでは思わない、」と猫々センセはいっている。雑誌『正論』の論調などはいうまでもない。

でも、福島原発の事故で、もう原子力発電の増設、新設は国民に受け入れられないだろうという見通し。あまつさえ、核武装なぞ、技術的に日本はできるのか?という疑問が国民から持たれているに違いない。核武装しなければ、日本の安全を保障できないという立場、それを"右翼"といってもいいし、国家主義者、あるいはお望みなら帝国主義者でもいいが、の論者は、今回の原発事故に絶望しなければならないし、しているに違いない。しかしながら、表に出てきている意見では、これでは、もう日本は核武装できない!という絶望の意見はまだ見ていない。

(これに対し、そういう絶望を表明すべきと、おいらが勝手に思っていた、西尾幹二センセも核武装頓挫には言及していない。⇒評論家・西尾幹二 最悪の中の最悪を考えなかった。)

日本問題ではないのか?

今回の福島原発事故は、原子力発電技術の評判を世界的に失墜させた。嘘かホントか知らないが、「あの技術に秀でた日本が運用しても事故が起きるのだから、原子力発電は原理的に不備であるから止めるべきである」という風潮があるらしい。たとえば、ドイツで。

原子力発電は原理的に不備であるかとは別に、今回の事故の原因は日本人の運営、管理の失敗に他ならない。特に技術運営の思想。今でも、地震で原子炉は止まったのだ、冷却装置さえ津波でやられなければ問題なかったのだ、という意見を言う人がいる。素人さんならともかく、住友化学社長が経団連会長としてそうような類の発言をしたらしい。日本経団連の米倉弘昌会長は16日、東京都内で記者団に対し、福島第1原発の事故について「千年に1度の津波に耐えているのは素晴らしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」と述べ、国と東京電力を擁護した。

アタマ大丈夫か?技術は総合的に機能して技術である。そして、技術はある目的の手段である。その目的が実現できないという結果に言いわけは許されない。こういう、技術に対する日本人の思想は、例えば、こういう結果⇒技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのかとして現象する。ただ、事業として失敗するなら勝手だが、放射能ばらまいたり、日本人は原発もろくに運営・管理できないという実証例を世界に発信している。真の技術主義者、真の資本主義者、真の近代主義者はそういう点に絶望するべきだ。さんざん、原発のプロパガンダで商売してきた文化人でそういう絶望を表明した人はいるのだろうか?

ぬっぼんはポストモダンとか言うのは100年早いょ。土人でしょうか?という査定がまってるよ。

つまり、原子力発電技術の原理にもとづく理由ではなく、日本人はバカだから(あるいは百歩譲って、過酷な自然災害に対応できないバカだから)という理由で、今後日本が原子力発電をできなることは想定できる。そのとき、世界的には原発は増える。なぜなら、例えばフランスだってそういう論理、つまり日本人がバカだから事故ったという論理に立たない限り、フランスの原子力政策を擁護できなくなるから。今度の東電の緊急炉心冷却装置の不作動はとんでもない結果をもたらした。これほど日本を貶めた事例は戦後最大だろう。

テレビ、プロ野球、原子力発電所...と米国からいろいろパクッたけど、情報公開の制度とかはパクらなかったのね。残念!


毎週、梅の木の画像を撮っています; 2011年3週目

2011年04月02日 09時21分19秒 | 筑波山麓

6年前に買った梅の木の花があまり咲かなかった(4年前;こちふいて梅咲けば、うめちゃん攻撃)。やはり、弱っているのだ。

■菅原道真と貞観(じょうがん)地震

今話題の1000年に一度の大地震の件。貞観地震は869年(貞観11年)に起きたとされる(wiki)。一方、菅原道真が生まれたのが845年。貞観12年に26 歳の時(貞観12 年)、"最高国家試験である方略試をうける。試験官は都良香(みやこのよしか)、問題は「氏族について」と「地震について」、成績は中の上で合格だったという"[#1]。当時の朝廷は、知識人に前年におきた大地震の意味を考えさせたのだ。その道真の回答は今も残っているらしい。何て答えたのだろう?

こののち、"33 歳で文章(もんじょう)博士(はかせ)となり(父、祖父、曽祖父も同じ)、その後宇多天皇、醍醐天皇のもとで要職を歴任する。讒言により大宰府に流され、失意のうちに没する"[#1]。

つまり、貞観地震は、道真の失脚前どころか修業時代なので、道真の"怨念"のせいではない。

さて、今度の大震災、左遷されたどこぞの生霊の怨念にちがいないという風評があらわれないことを祈るばかり。それにしても、なぜ咲かなかった、おいらの梅。主がいても春を忘れてる。

2週間前のよそんちの梅を。



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[#1] 柴田明徳,、歴史の中の地震 http://www.disaster.archi.tohoku.ac.jp/event/taisin11/shibata-11th.pdf