草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

北朝鮮の核兵器の脅威に対抗する術がないのが今の日本だ!

2019年12月17日 | 安全保障

北朝鮮の核の脅威に対して、どのように対処すべきなのか。私たちは真剣に考えなくてはならない。北朝鮮は同じ民族である韓国や、核でもって報復するアメリカに対しては、絶対といっていいほど使用することはないだろう。もっとも可能性が高いのは日本なのである。広島、長崎に続いて、またもや日本の都市が核攻撃されるようなことだけは、断じて阻止しなくてはならない▼北朝鮮が非核化する気がないのであれば、アメリカが単独で核兵器や核関連施設を壊滅させてくれるのがベストだが、トランプがそこまでの決断をするかどうかは微妙だ。アメリカ軍の最新兵器を用いれば、ピンポイントでその目標を破壊することは可能のはずだ。しかし、それで一気に解決することにはならないだろう。当然のごとく北朝鮮は反撃するだろう。狙われるのは脆弱な日本の主要都市である。武装工作員が日本国内でゲリラ戦を展開すれば、現在の自衛隊や警察では撃退することが難しい▼今の日本は未曽有の危機のただなかにある。全体主義国家が核兵器で脅してきている現実と、私たちは真摯に向き合わなければならない。かつてヤスパースが予言したように、「屈従すれば自由が失われることはまちがいないし、抵抗すればすべての人が死滅する」(『根源的に問う』武藤光朗、赤羽竜夫訳)といった深刻な事態に直面しているのである。その限界状況のなかで、日本人は最善の策を講じる必要に迫れているのである。

にほんブログ村 政治ブログへ

にほんブログ村

応援のクリックをお願いいたします


政治ランキング

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする