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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

旧統一教会で問題にすべきは朝鮮総連との関係だ

2022年10月17日 | 日本人拉致
 岸田首相が、旧統一教会をめぐって、永岡恵子文部大臣に対して、宗教法人法にもとづく調査を命じたというのは、見当違いもはなはだしい。宗教的なことをいくら調査しても、何も出てこないのではないだろうか。解散に追い込むことなど、端からできるわけがないのだ。
 旧統一教会をめぐって問題にすべきは、朝鮮総連との関係ではないか。巷間いわれているように、北朝鮮の核開発などを金銭的にバックアップしたかどうかであって、それは外交や公安のレベルなのである。
 あくまでも、我が国を敵視し、拉致問題を解決する気のない北朝鮮とどうなっているかである。そこを徹底的に究明することで、安倍元総理がずぶずぶでなかったことも、明らかにされるからだ。朝鮮総連との深い付き合いのあるそれ以外の団体や、個人にも、厳しい目が向けられることになり、日本の安全保障上もプラスに働くのである。
 そっちの方が重要ではないだろうか。なぜそこに手を触れず、宗教と政治の問題にすり替えてしまうのだろう。岸田内閣はやった振りをしたいだけなのであり、朝鮮総連には触れたくはないのだろう。
 旧統一教会に関しては、公安当局も調べ上げていると思う。その情報に岸田首相は接していないのだろうか。それを公表すれば決着がつく。旧統一教会叩きのバカ騒ぎは、ここらで終止符を打つべきなのである。
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台湾への武力行使を公然と口にした習近平

2022年10月17日 | 安全保障
 習近平が台湾への武力行使を公然と口にした。安倍元総理が警告していたように「台湾有事は日本有事」でもあるわけだから、我が国としても最悪の事態に備えるのは当然である。
 中国共産党の第20回党大会は昨日、人民大会堂で開幕したが、習近平が行った報告なるものは、あまりにも高飛車であった。
 習近平は「これは外部勢力の干渉とごく少数の『台湾独立』分裂勢力、その分裂活動を対象にしたもので、決して広範な台湾同胞を対象にしたものではない」と述べながらも、「我々は最大の誠意をもって、最大の努力を尽くし、平和統一を勝ち取ることを堅持する。しかし、武力行使の放棄は決して約束しない。必要なあらゆる措置をとる選択肢を留めておく」と語ったのである。
 そこまで習近平が言っているのに、同じ日のTBSのサンデーモーニングに出演した青木理は「中国は衝突を望んでいない」と習近平を弁護した。公共の電波を使ってフェイクを流したのである。
 我が国を取り巻く安全保障環境は逼迫している。中国はここ数年以内に必ず台湾に手を出すとみられる。いくら岸田内閣でも、遅きに失した感はあるが、先島諸島の住民を守るための、シェルターの建設を計画しているという。
 中国が何を考えているかは、今回の習近平の発言によって明らかになった。日本としてできることは、今すぐに防衛予算を倍にして、抑止力を強化することだ。断固として日本の平和を守り抜かねばならないのである。
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