今回の参議院選挙での安倍自民党の決定打は、日本が国家として韓国に反撃することへの是非である。韓国をホワイト国から除外したことに関して、経産省がパブリックコメントを募集したところ、一週間で6200件が寄せられ、そのうちの98%が賛成していることが明らかになった。経産省は24日まで受け付けるが、日本国民の圧倒的多数は、安倍首相の決断を支持しているのだ。それが選挙に影響を及ばなさいわけがないのである▼韓国の成允模産業通商資源相が昨日、記者会見で北朝鮮にフッ化水素を横流しとの日本の報道を否定したが、日本側はその証拠を握っているはずであり、選挙戦の終盤になってからでも、安倍首相の口から公にすればいいのである。韓国に媚びるような特定野党は孤立し、国民から糾弾されることになるだろう。韓国政府は言葉に窮して逆上している。相手がそうであれば、かえって好都合である。韓国と北朝鮮との密接な関係を、国際社会に暴露すればいいのである▼日本が輸出したフッ化水素が横流しされ、北朝鮮などが大量破壊兵器をつくるのに使っていたとすれば、優遇処置をストップするのは当然である。我が国が危機に直面していることを、自民党の候補者はストレートに訴えればいいのである。何としても参議院選挙で勝たなければならない。誰が敵であるか、誰が味方であるかも、明確になりつつある。保守派は小異を捨てて大同に就くべきなのである。
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およそ500年後、フランス人のエマニュエル・トッドは、少子高齢化対策としての外国人労働者の受け入れ拡大によせて、「日本は自信を持つことです。日本の文化は、間違いなく、人類史の素晴らしい達成の一つです。実際、日本文化に魅了されて、多くの外国人が日本にやって来ています。
そのようにやって来た外国人が長く定住するようになれば、次第に日本社会に属することを誇りに思い、さらには『日本人になりたい』と思うはずです。
日本は、そのくらいの自信を持った方がいい。自信をもって外国人に寛容に接すれば、必ずや『同化』は成功するはずです」と語った。
自分が生まれ、育ち、暮らしている日本を愛することができず、日本の「民族主義」「軍国主義復活」を批判するが、中国・「北朝鮮」・韓国の「民族主義」「現にある軍国主義」については沈黙する自称「知識人」リベラルたち。
「みずから説教壇に立つとまともな話もできないくせに、説教している人の落度や勇み足を指摘することにかけては大変な才能を発揮する神学者はごまんといますからな。」(『ドン・キホーテ』)
国道の分離帯に散乱するゴミを見れば日本人の倫理規範の衰えを感じずにはいられないし、夜郎自大、唯我独尊になっては困るが、わたしたち日本人は、もっと日本に「自信」を持ってもよいのではないだろうか。
「いまの多くの日本人が、ごく普通のあたりまえのこととして受け取っている、言論の自由、表現の自由、政府の政策を批判したり抗議したりする自由、それがどんなにすばらしいことかわかるのは、私のような独裁国家から来た人間だからではないだろうか。」
(『北の喜怒哀楽・45年間を北朝鮮で暮らして』)