草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

陛下の譲位のご意向を政争の具に利用する民進党を嗤う!

2016年11月24日 | 政局

日本国柄を成り立たせしめているのが皇室の存在である。天皇陛下の譲位のご意向をめぐっては、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」で専門家からのヒアリングが行われているが、野田幹事長が「退位を認めないような発言をする人がいっぱいいる」と述べるなど、民進党がいちゃもんを付けている▼そもそも今回の譲位をめぐる議論は、NHKの「生前退位」の報道がきっかけであった。それはあまりにもセンセーショナルであった。天皇陛下のご意向をそれなりに踏まえたとしても、開かれた皇室へ前のめりになったことは否めない。明治から以降の日本は、皇室を政治の争いから遠ざけておく意味からも、一天皇一元号であり、明治、大正、昭和がそうであったように、譲位などというのはまったく想定されていなかった▼それを変えるのであれば、当然のごとく有識者の声を聞かなくてはならない。それが自分たちの考えと反するからというだけで批判するのは、自分たちが政治利用したいからではないか。日本国憲法での国民主権は国家を前提にしている。日本の文化や伝統を無視しているわけではない。現在生きている者だけではなく、すでに死者となった者たちや、これから生まれてくる者たちとの結びつきのなかで、物事を決定すべきであり、拙速に判断すべき事柄ではないのである。

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ

 

               ←応援のクリックをお願いいたします。

 

 

政治 ブログランキングへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロシアとの領土交渉で安倍首... | トップ | 啖呵切る嫌な感じ蓮舫は 10句 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政局」カテゴリの最新記事