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昨日の安倍元総理を追悼する一般献花にどれだけの人が集まったのだろう。九段坂公園から四ツ谷駅まで長蛇の列になったわけだから、10万人を超えた可能性もある。あきらめて帰った人もかなりの数にのぼるようだ。
それは衝撃的な出来事であった。マスコミの見方とは相反するものであったからだ。世論調査の結果からは、6割か7割の人が国葬儀に反対しているという数字が出ていたからだ。せいぜい数千人規模と思われていた節がある。その10倍以上の人が献花したのではないだろうか。
これに対して、日本武道館を取り巻くと豪語していた、共産、立憲、民主、れいわは、せいぜい500人規模のデモを、何カ所かで行った程度であった。国葬儀を中止に追い込むというスローガンほど陳腐なものはなく、多くの国民は眉を顰めていたのである。
1968年にフランスで起きた5月危機では、学生がカルチェ=ラタンを占拠し大騒ぎになったが、ドゴール派が「100万人」のデモを行って反転攻勢に出て、6月に行われた総選挙ではドゴール派が圧勝したのだった。
それと同じようなことが、日本でも起きたのである。声なき声が結集するというのを目の当たりにして、岩盤保守の力を痛感した。あれだけのアベガ―報道にもかかわらず、常識のある日本人がいなくなったわけではないのだ。とくに午後から夕方にかけては若者の姿が目立った。
旧統一教会との関係でも、立憲の辻本清美参議院議員が、関連団体の集会に参加して、会費まで払っていたことが明らかになった。わざわざ国葬儀の当日に発表することで、注目が集まらないようにしたのだから悪質である。立憲も自民党と同じく、旧統一教会とはズブズブなのである。地方議員まで調査を広げたら、もっと深刻なことになるだろう。そんなわけだから、最初から特定野党に風など吹いてはいなかったのである。