トランプとゼレンスキーとの会談の決裂は、もはやアメリカが、世界の警察官であることをやめたことを意味します。自由と民主主義はそれぞれの国家の努力で守り抜くしかないのです。
安倍さんが生きていれば、トランプを説得できたでしょうが、それはもはやかないません。自国の領土を守るために、侵略者と戦っているウクライナの人々は、絶望感に襲われたことでしょう。ヨーロッパの国々にも動揺が走っています。
日本はウクライナ以上に深刻です。交戦権を憲法で否定された国家が、アメリカに依存している国家が、ウクライナと同じことになったらお手上げです。
ようやく自衛隊は反撃能力を確保しつつありますが、核保有を議論する必要があります。やられたらやり返す力がなければ、日本国民は奴隷になってしまうからです。
中国は香港の自由を奪い、台湾を勢力下に置こうとしています。その次は日本なのです。南からは中国が、北からはロシアが虎視眈々と狙っています。アメリカは自由と民主主義の盟主の座を降りたのです。私たちは厳しい選択を迫られているのです。決断する覚悟があるかどうかが今問われているのです。