草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ウクライナの悲劇は明日の日本の姿ではないか

2025年03月01日 | 安全保障
 今世界は大きく変わりつつある。進歩的文化人の丸山眞男ですら、イザとなれば、米国が守ってくれると信じていたのだ。ウクライナは米国に見捨てられようとしている。日本も自分の国は自分の力で防衛しなければならないのである。
 日本国憲法の前文には「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ」と書かれているが、「平和を愛する諸国民」とは旧連合国の欧米を指すのである。
 それに頼ることができないとしたならば、私たちはどうすればいいのだろうか。戦争に巻き込まれないためにも、私たちは最小限の核武装を検討しなければならないのではないか。今も必死になって、ロシアの侵略に戦っている人たちは、ここにきて孤立無援になろうとしている。今のウクライナは明日の日本なのである。

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