草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守が大衆運動の主役になる時代が到来へ

2025年02月26日 | 祖国日本を救う運動
 日本保守党は国政政党にはなったが、大衆運動を組織化するような力はなかった。アジテーションさえうまければ、それなりの政治勢力になったはずなのに、ビジネス保守に徹したことで、熱狂的な支持者も背を向けつつある。
 これに対して、れいわはTikTokを活用し、若い世代に支持者を広げ、30代では自民党を上回る支持を獲得しているようだ。格差社会が広がり、非正規雇用の若者は、未来への展望を失ってしまったからだろう。
 今後どうなるかを考える上では、丸山眞男が指摘した日本人の歴史意識の古層である「なる」や「つづく」、さらには「いきほひ」という観点が大事になってくるだろう。
「なる」ようになって「つづく」ような「いきほひ」がある政治勢力は必ず出てくるはずだ。それはレーニン主義に立脚したれいわなどの左翼ではなく、世界的な潮流である国家への回帰を目指す保守でなければならないし、それは間違いないことだが、もう少し時間がかかるのではないかと思う。
 自民党の保守派が決起できるかどうか、そうでなければ、新たな保守勢力の結集ということになるが、そこに向かうエネルギーは蓄積されており、後は一歩を踏み出す勇気だけなのである。


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