すし屋に入ってメニューの所に「時価」と書いてあるのを見たことがありますね。
時価は、いくらの値段であるか分らない。
食べた後から高額な値段を請求されても困るから注文を遠慮する。
そんな中で、宮城県気仙沼市の寿司組合が「時価」の表示を撤廃することとなった。
高級ネタでも価格を表示する。
魚どころ・三陸のネタが自慢な気仙沼のすし屋が客の囲い込みに動き出した。
「若い人でも気軽に入れるすし屋にしないと長続きしない」
寿司は、日本を代表する食品である。
外国の観光客でも日本の食事で食べたいものは、「寿司」「天ぷら」と代表格である。
日本では、食べた料金が大体予想がつく回転すし店がかなり普及している。
一般のすし屋でも自分が食べたいものの値段が分れば変な心配をする必要も無い。
友達を連れて行っておごる場合も安心である。
今回気仙沼では、今までの寿司価格文化を大変革させたようで、客の立場となれば嬉しいことだ。
全国的に広がることを期待したい。
(10月9日記 池内和彦)