猿のモノマネ演技をする三木ヒロシ氏
宮田章司師匠の一門会で、三木ヒロシ氏が出演した。バナナの叩き売りの口上をしているときに、宮田章司師匠は一門の三木ヒロシをステージに呼び出した。三木ヒロシの猿のモノマネは天下一品である。
初めて見たのは、10年前に群馬県の万場の鯉のぼり祭りに来たとき宴会で披露してくれた。今では浅草の木馬館などに多く出演をしている。
三木ヒロシの猿のモノマネは、バナナの皮をむき食べる仕草である。足の膝を少し曲げ、猿が二本足で歩く姿で会場内爆笑に包まれる。手に持ったバナナの皮を口で上手にむいていく。食べる仕草をしながら手で顔をなでる様子など猿ソックリである。最後にはバナナを食べた後、皮を客に向って投げて更に爆笑である。猿の動作をよく観察している三木ヒロシ氏のモノマネであった。
(2011年)