つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

豊島区の文化3館巡り

2020年11月05日 | 豊島区

                雑司が谷旧宣教師館

 「としま文化推進期間」(11月1日~7日)は、豊島区の文化を次世代に継承するための取り組みを集中的に行う期間です。いろいろのイベントが企画されています。郷土の文化を感じる豊島区の3館を巡るスタンプラリーがありました。郷土資料館・雑司が谷旧宣教師館・鈴木信太郎記念館の3つのミュージアムです。それぞれクイズが出題されていました。
 郷土資料館では、企画展「豊島区を走る都電」に関して、①都電荒川線で使われているレールの幅が同じ路線は?(京王線) ②都電17系統は池袋からどこまで行くでしょう?(数寄屋橋)
 雑司が谷旧宣教師館では、③マッケーレブがアメリカから日本に向けて出航した地はどこ?(サンフランシスコ) ④マッケーブレ愛用品で太平洋を渡ったのはどれ?(ベッド)
 鈴木信太郎記念館では、⑤座敷棟の瓦屋根の下地に使われたのはどれ?(トントン葺) ⑥「シラノ・ド・ベンジュラック」の主人公であるシラノの大きいもの?(鼻)
各ミュージアムに行くと説明文の中から解答が分かります。いずれも入館無料です。
 文化の秋です。散策するにはとても良いミュージアムの3館です。

(11月5日記)
 

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イケバスミュージックキャラバン

2020年11月04日 | 文化

        イケバスミュージックキャラバン(イケサンパーク)

 文化の日のイベントとして、イケバスミュージックキャラバンが開催されていました。豊島区が誇る美しい公園や広場にイケバスがやってきて、楽しい歌や踊りの「玉手箱」が開きました。
 進行はイケバスおじさんこと城所信英さんの名調子で案内されています。出演者は豊島区国際アートカルチャー特命大使の有志の方。ボーカルはケン・カタヤマ、林夏子、知久晴美さんの3名の素晴らしい歌声、ギター演奏は並木健司さんの皆さん。曲目は、①フニクリフニクラ ②同じ家族 同じ愛(東アジア文化都市特別の歌)③Volare ④ADESSOでした。その他フラダンスやよさこい踊りなどが披露されました。
 大塚駅前のTramパル大塚広場で最初のミュージック披露があった後、イケバスでイケサンパークまで移動して2回目の披露、3回目がハレザ前中池袋公園で開催して、最後は西口公園グルーバルリング広場での公開となりました。としま文化の日イベントとして文化の灯を消さないの意気込みを感じました。メディアも取材に来ていてテレビでも放映をされていました。やはりライブでの音楽はいいものです。

(11月4日記)

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熊谷守一美術館

2020年11月03日 | 芸術

                熊谷守一美術館

 熊谷守一美術館(豊島区千早町2-27-6)は、としま文化の日は無料で公開されていました。美術館は洋画家・熊谷守一の旧居住地に次女の熊谷榧(かや)さんが建設をして開館したものです。2007年に油絵23点を含む153点の作品を豊島区に寄贈したことにより、同年豊島区立熊谷守一美術館として運営をしております。
 展示室には、60点ほどの熊谷守一作品が展示されております。展示室内に熊谷守一翁が愛用していたチェロが置いてありました。3Fギャラリーでは「熊谷守一 家族のアルバムから」展です。写真の解説は、熊谷榧さんと義姉の熊谷はるさんの会話調となっていました。
 美術館には、喫茶スペースもあり周りには守一翁の作品も並べられております。前庭には自画レリーフや美術館案内があり、外壁は守一翁のサインと絵が描かれておりました。芸術の秋に熊谷守一美術館を鑑賞出来て良かったです。

(11月3日記)
  

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としま文化の日

2020年11月02日 | 豊島区

                ピアノ演奏とペイントアート(大塚駅)

新型コロナウイルスのために多くのイベントが中止となっていますが、これまで培ってきた豊島区の文化を次世代に継承していくために「としま文化応援プロジェクト」が開催されています。豊島区は11月1日を「としま文化の日」と制定しました。

JR大塚駅南北自由通路スペースでは、ピアノコンサートが開催されていました。かつて豊島区役所に眠っていたピアノが、ウイロードの壁の装飾で知られた美術作家・植田志保さんの手により生まれ変わりました。ピアノ演奏とコラボして植田志保さんによるペイントアートの制作模様の披露もありました。
大塚で文化活動で尽力されている城所信英さんらの献身的な努力で開催が出来ました。

(11月2日記)

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画家・熊谷守一翁について

2020年11月01日 | 芸術

                  自宅の庭で楽しむ熊谷守一翁(撮影・藤森武氏)

 画家・熊谷守一翁は「画壇の仙人」と呼ばれていました。87歳の時に推挙された文化勲章を辞退したことは話題となりました。豊島区千早に家を建て、97歳で亡くなるまでの45年間を過ごしていました。後年の20年は家から一歩も出なく自宅の庭で自然観察を楽しむ日々を送っていました。映画「モリのいる場所」では、熊谷守一翁の晩年の生活ぶりが披露されていました。旧宅は今では熊谷守一美術館として公開されています。

 写真家・藤森武氏は、土門拳師の弟子となり、今では日本文化撮影の第一人者です。30代の時に3年間に亘り熊谷守一翁との交流の中、その生活ぶりを撮影して、写真集「独楽・熊谷守一の世界」を出版しています。その藤森武氏の講演会が、自由学園明日館講堂で開催されました。40人に限定された講演会に抽選当選しましたので参加しました。女性の方が7割以上を占めていました。高野之夫豊島区長も参列しておりました。講演会は、藤森武氏が撮った熊谷守一翁の写真についてエピソードを交えながら詳しく説明をしてくれました。熊谷守一翁もカメラを好み、お互いに相手の写真を撮ったエピソード。熊谷守一翁が「心の眼で写真を撮ることが一番である」と言った言葉が今でも心に響いておりますとコメントがありました。
会場内には、藤森武氏が撮影したたくさんの熊谷守一翁の写真が展示されていました。
とても素晴らしい講演会と展示会に参加できて良かったです。

(11月1日記)

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