深川江戸資料館の入り口を入ると等身大の昭和の大横綱大鵬のパネル写真が迎えてくれます。
大鵬は横綱を引退した後、江東区清澄に大鵬部屋を創設しました。江東区の名誉区民の称号を贈呈されています。
その関係で深川江戸資料館内に「大鵬の資料館」が設置されています。たくさんの優勝カップ、土俵入りの化粧まわし、国民栄誉賞、内閣総理大臣杯、手形など。断髪式で最後に止め鋏を入れた時の「髷」も展示されています。
横綱の推挙状には「品格力量抜群に付き横綱に推挙す 昭和36年10月2日 財団法人 日本相撲協会」と記述されています。力量より品格が先に書かれております。横綱になることは品格が優秀であることが条件となっていることが分かります。
大鵬は天国から王鵬の活躍を見守っていることでしょう。