ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2010.10.18 中央研修参加

2010-10-18 22:08:49 | 日記
 今日は本庁から徒歩5分ほどのホテルからの研修出席。久しぶりの登庁だ。この庁舎を離れてからもう15年近く経つのだなあ、と時の流れを思う。朝はさすがに空気がひんやりしている。

 私たちの職員研修所は臨海副都心にあるのだが、ここに朝の時間帯に通うには自宅から優に片道2時間半かかるので、3年前に2日連続の悉皆研修で参加したときには、やはり近くのビジネスホテルに宿泊した記憶がある。

 今回は本庁のサテライトルームでの開催だったこと、前泊も出来そうだったので思い切って申し込んだ。研修案内を見たときに、講師が過日読んでとても興味深かった「不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか」(講談社現代新書)を書かれた高橋克徳さんだったので。是非直接話が聴いてみたい、と思った。30人の募集人員だったが、ラッキーにも選考に通り、先週研修生決定の通知が来た。

 こうして局も職種も違う研修生が一堂に集まる中央研修に出席するのは本当に数年ぶり。どうしても普段閉ざされた職場にいるので、こうした機会は自分から手を挙げないと転がり込んでは来ない。実に刺激的だ。
 朝から夕方まで頭と手をひたすら動かし、グループワークと発表と演習の実にハードな研修だったが、充実していた。帰りにはミーハーを承知で新書にサインまでして頂いた。
 最後のセッションでは目が落ちくぼむくらい疲れたが、それでも達成感はあった。明日から気持ちを新たにやっていこう、という感じだ。

 帰りはちょうど最寄り駅に到着するのが夫とほぼ一緒になった。
 秋の大きなイベントも無事終わり、明日からまたいつもの毎日が始まる。結果的に先週水曜日にナベルビンが投与出来なかったのは幸いだったかもしれない。あまりにハードな週末だったので。今週からはきちんとスケジュールどおりに出来ますように。
 
 
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2010.10.17 校友会音楽祭無事終了

2010-10-18 21:57:39 | 合唱
 朝食後、駅まで2人に送ってもらい、大学へ向かう。予定より一台前の都電に乗れたので、集合時間まで時間があり、大学近くを散策しながら控え室の教室へ入った。既に準備は始まっており、数々ののぼりが立ち、出店のチラシ配りも始まり、早くも学内は賑やかになっていた。暑くも寒くもなく、穏やかな秋の一日の始まりだ。

 予定時間どおり簡単な発声練習の後、ステージリハーサルから指揮者の先生がみえた。15分しかなかったので、舞台の立ち位置確認とギターとの音あわせと、ピアノ伴奏のタイミングなど最小限の確認だけ。ソプラノはこの段階でも4人だけの出席。なんとも心細い。現役に助っ人依頼の連絡をしてあと2人は来るそうだが、いつも出席されていた先輩もいらっしゃらず・・・。
 それから教室に戻って30分弱、先生による最後の練習。その後12時の校友会オープニングに、講堂前で他の2つの合唱団と合同で校歌を歌うまで自由時間。着替えや楽譜のチェックをして過ごした。

 今年は大学が設立125周年ということで、去年とはちょっと様子が異なり講堂前に特設ステージが出来ていた。ここでソプラノの先輩が合流。卒業35周年ということで記念式典に出ておられたそうだ。
 このオープニングにも夫と息子が来てくれていた。
 合唱の後、ステージでは応援団によるデモが始まった。そこで私たちはいったん解散。2時からのステージまでに食事を済ませることになっていたので、夫と息子を誘って学食でお昼をとる。大学生協はどこもメニューが同じだ。勤務する大学にもあるメニューが沢山あった。学生の頃はこんな学食のビルはなかったなあ、と感慨深い。

 食後、2人と別れて控え室に戻る。今回は特に合唱団以外の友人には出演することを知らせていなかったが、昨夜、去年一緒にステージに乗った同期のご夫婦の奥様から、2人で聴きに行きますとのメールが入った。

 ステージに上がると、夫と息子が一番前に陣取っており、同期のご夫妻もその隣で仲良く聴いてくれていた。結局ソプラノは2人の現役が直前に駆けつけ7名になった。それでもアルトの半分の人数だ。男性は2列だったので女性の倍近くはいらしたはず。
 今日のプログラムは1曲目が大学創立125周年記念学生歌、2曲目はバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、3曲目は谷川俊太郎作詞・三善晃作曲「混声合唱とギターのための組曲クレーの絵本第1集」より「黄色い鳥のいる風景」、4曲目はRandall Thompsonの「ALLELUIA」、5曲目はシューマンの「流浪の民」、最後は私たちが校歌、応援歌とあわせて3部作と称している歌、全6曲30分弱のステージだった。最後の曲はいつも演奏会の最後のアンコール曲で、皆で泣きながら(青春!です。)歌う曲なのだが、今回はセンチメンタルにならずに、という先生からの指示で速めのテンポで気持ちよく歌った。

 舞台の上で、去年の校友会音楽祭からもう1年経ったのだ、と思う。本当に1年なんてあっという間。今年も無事にこの舞台に乗れたことを本当に嬉しく、そしてまた来年、元気に参加したい、と心から思う。

 舞台は無事終了し、控え室に戻って着替えを済ませ、お世話になった方たちに挨拶をして外に出た。この後の打ち上げやグランドフィナーレには申し訳ないけれど欠席とお伝えして。
 外に出ると夫と息子が待っていた。そして同期のご夫妻も。夫と息子を紹介し、挨拶して別れた。後から御礼のメールをすると「ご主人と息子さんがかわるがわるママの晴れ姿を写真に撮っていました。ママは愛されているんだなあ、とほのぼのとした気分になりました。」とのお返事があった。照れ臭いが、素直に嬉しい。
 2人が抽選に参加していたので、(なんと去年は練習会場を提供してくださっている幹事の先輩が1等の“車”を当てた、と伺いびっくりした。)その結果が出るまで講堂前で待つ。結局下一桁だけが当たり、息子がお菓子セットを頂いて大学を後にした。
 ターミナル駅までバスに乗り、今日はどうもありがとう、ということで夫と息子にお茶とお菓子をふるまった。2人の夕食にと好きなお弁当を持たせて別れた。私もお弁当を持ってホテルにチェックイン。さすがにくたびれて読書も出来ずに、早めに就寝した。

 就寝前に、プチ虹のサロンのSさんから、昨日は(息子の)中学最後の体育祭お疲れ様、メールが入った。
 私は残念ながら、ゲネプロに参加したため、ムカデ競争しか見られなかったが、これは先頭第一走者で一位だった。担任から「このクラスは運動能力が高いので期待していてください」と言われていたのだが、確かに午前中はずっと学年1位だったようだ。担任いわく「ムカデ競争は実際、電車ごっこですから、そりゃ、彼は(鉄男なので)得意ですよ。」とのこと。確かに子供の頃、「シュッポ、シュッポ」と先頭で祖父母や両親(私たち夫婦)を引き連れて部屋の中を走り回ったな、と思い出した。

 夫が午後の障害物競走と騎馬戦はビデオに撮ってきてくれていた。こちらは残念ながら1位にはなれなかったけれどかなり頑張っていた。他のリレー等の競技の結果、クラスは学年1位を守れたのだそうだ。
 昨夜は興奮気味に「去年は体育祭なんてめんどっちーと思っていたけれど、今年はクラスが団結して凄くよかった」と喋りが止まらなかった。いい思い出が出来たようだ。こうして何にでも前向きに頑張ってくれると嬉しいのだが・・・。
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