家の設計段階で、最初引っ込んでいた玄関を張り出させたとき
3畳弱の納戸ができた。スマートに言えばW.I.C.だ。
これを作ってほんとうによかったと、住んでみて実感している。
ここには和ダンスを置いたほか、それに向かいあうように
造り付けの棚を作ってもらって、雑多な物を収納している。
掃除道具や出番が少ない調理器具、古新聞や古雑誌などの古紙、
ミシン、アイロン、工具箱、花器等々。
台所や洗面所からはみ出した食料品や日用品のストックまでも。
これがあるおかげで、LDKに収納家具などを置かずにすみ、
すっきり暮らすことができる。
加えて、家の中で高いところまで物を詰め込んであるのは
この納戸と書庫だけなので、地震のときLDKや寝室は
上から物が落ちてくることがなく安全でもある。
(キッチン上部の収納は地震でロックがかかる)
ただし、納戸にいるときに地震が来たら、すぐに飛び出すべし。