ショックだ。
でも、昨日の内容とはちがって、個人的なことではない。
「われらFP家族」が届いたのだが、その記事にショックを受けた。
最近はエコカーに人気があり、ハイブリッドの次は電気自動車の時代が来る
というように言われているが、日本を走る車をすべて電気自動車に変えると、
その車を走らせるために、新たに213基の原子力発電所を増設しなければ
ならなくなるというのだ。
それなら、今脚光を浴びている太陽電池はどうかというと、
約250万世帯の屋根がようやく原発1基分に相当するのだが、
そもそも太陽電池を作るためには、ものすごく電力を消費する。
なんとそれ自身が生み出す電力の5年分が製造に必要で、
原発213基分の電気をすべて太陽電池でまかなうことにして、
そのための太陽電池を作ろうとすると、新たに原発1000基を
建造しなければならなくなってしまう……。
こうなると、どの道を進めば真のエコなのか、わからなくなる。
迷路のパズルで、どっちへ進んでも行き止まりみたいな感じだ。
果たして人類にゴールはあるのだろうか。