高山で泊まったホテルの露天風呂は、塀で囲まれていて、
眺望はそれほどよくなかったのだが、すぐ下を渓流が流れていて
そこを見下ろしながら温泉につかるのはとてもいい気分だった。
セキレイに似た白と黒の鳥がずっと川面を飛び回っていた。
朝も時間があったので、朝食前にもう一度温泉につかった。
8時半にホテルを出発。一路、上高地に向かう。
この日は前日とは違って、デジイチで撮影した。
上高地での自由時間は2時間半あったが、歩き回る距離を考えると、
それほど余裕がなさそうだったので、渡されたハイキング弁当は
バスに置いていき、戻ってから食べることにした。
上流の明神橋へ行くルートと、下流の大正池へ行くルートで迷ったが、
初めて来たので、大正池の方へ行くことに決めた。
梓川沿いの散策路。白樺が多い。
そうそう、上高地はけっこう人出が多いそうだが、
添乗員さんによるとこの日は通常よりずっと少なめだったとのこと。
修学旅行生の集団など、ところによっては人でいっぱいだったが。
岸からは穂高連峰が眺められる。中央が岳沢だが、
穂高の山頂はあいにく雲に隠れて見えなかった。
梓川の水はほんとうに澄み切っている。
正面に見えるのは焼岳。
大正池に到着。焼岳もさらによく見えるように。
有名な立ち枯れの木もだんだん減って、今は少ししか残っていない。
戻り道、木道沿いの草原越しの眺め。
バスの駐車場まで戻ったとき、出発まで25分ほどあったので、
上流の河童橋まで足をのばした。上高地で一番有名な風景。
橋の中央からの眺め。
山肌が、針葉樹の濃い緑と、新緑の黄緑とのモザイクで彩られていた。
河童橋付近はさすがに人が多かった。
最初Tシャツのうえにウィンドブレーカーを羽織っていたが、
歩いているうちに脱いでしまうような気候だった。
このあとは乗鞍畳平へ。
でも、長くなったので、今日はここまでにしよう。
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