今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

東京タワーと鳥まつ一(ピン)

2006年02月01日 | お酒

 6時からの予定が長々とお偉いさんのお話の末、ようやく開宴した高輪プリンスでの立食形式のパーティ。ウェルカムで三杯ぐらい飲んでたので、ビールを少々と腹ごしらえをして名刺交換も済ませたところで、早々に切り上げる。

 品川から2駅、小雨降る浜松町に降りる。本日のメーンイベントは勿論浜松町の探索。まずは「鳥まつ」、大門交差点の「秋田屋」の手前を左に曲がると50mぐらい先に目指す店があった。ガラス戸を開けた向こうは客でいっぱい。三人は無理かなと思っていると、体の大きな店員さんが支店が駅前にあるので案内すると言って、さっさと小雨の中傘もささずにスタコラと行ってしまう。秋田屋でもいいんだがと思いつつも、ついつい勢いにつられて着いていくこととなった。

 着いた店は貿易センタービルのB1の「鳥まつ一(ピン)」。ここも大そうな繁盛。店員さんの計らいで四人掛けテーブル席を確保。人数分の生ビールのサービス券を置いて、それではごゆっくりと元の店に帰っていった。メニューは本店と変わらず鳥中心。店内カップルも多く、本店の親父的ムードより、ややおしゃれな感じである。値段もやや高と思うが、それほどでもなさそうだ。

 ここの鳥は焼鳥には伊達鶏、鶏刺にはさつま赤鶏を使い分けているそうだ。そこで鶏刺、焼鳥の盛り合わせを注文。あわせてイカの一夜干し、メンチ等を肴に日本酒を頼む。サービス品として島根の地酒・環日本海純米、4合瓶が2千円弱。もともとの値段が千円くらいの酒であるが、他の有名銘柄が4~5千円することから、サービス品なのだろう。

 高輪プリンスで少し入れてきたので、旨い鳥を食べ、日本酒がなくなる頃時計を見ると10時を回っている。千葉のはるか先まで帰る仲間もいることから切り上げることとした。支払いは一人2千円ちょっと。思ったよりも安いと相棒の感想。

 さて帰りは駅の隣の貿易センタービル。いったん外に出て振り返ると東京タワーがオレンジ色に煙っていた。東京のシンボルは相変わらず美しい!!