今日は京成船橋で南流山からの帰りの連中と待ち合わせ。船橋での飲み経験の少ない連中なので駅近のわかりやすいところにした。西部デパートの前を上野側改札口に向かって信号を渡ると薬屋の先の2階に「伸幸」がある。かれこれ20年近く前からボツボツ寄っているだろうか。再開発の前は近所は雑然とし大衆居酒屋が結構あった。「伸幸」のある改札周辺は再開発から取り残され昔のままだ。
「伸幸」の木造の階段を上ると入り口。ガラス戸を開けると口の字形の大きなカウンターが店の真ん中あたりに2つ。この周りを客がグルリと囲むスタイルである。そのほか、店の壁沿いに四人掛けのテーブルが配置してあり、奥に追い込み座敷もある。結構大勢の客が入れる店である。客層はサラリーマン、自由業風等様々で、口の字テーブルには常連も交えて一人客が多い。テーブル席には3~4人連れが多い。
6時半近くに集合。4人なので壁際のテーブル席へ、ここは店をすべて見通せいい位置だ。まずは、ここの名物と言えば昔から変わらない鰯セットである。鰯のつくねに刺身、蒲焼きが弁当箱のような箱で運ばれてくる。まずは生ビールで乾杯するが、早い時間であれば生ビールや酎ハイがサービス価格である。つまみも結構種類が豊富で、常連と職場の仲間、夫婦ものなど賑やかである。木造の古い建物であるせいか風情を残している酒場である。
地の利がいいせいか8時頃には店は客でいっぱいになった。周りの賑やかさに溶け込んでの仕事や世の中等の話は尽きず、時間を見れば既に3時間を経過。焼酎(700ml)を2本完了。一人は初めから生ビールなので3人で飲んだこととなる。次に行くにはちょっと飲み過ぎか。これから国立や池袋まで帰る連中と、かつての快速電車友の会。キヨスクでカン酎ハイを買って東京へ。