今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

光フレッツ開通、「而今」で乾杯

2006年02月07日 | アキバ

 いやはや、えらく時間がかかたったもんだ。昨年12初めに申し込んでから、今日、ようやく光フレッツの終端装置が付いた。MDFが見あたらないなど、すったもんだの揚げ句、隣のビルに設置してあるMDFから、コンクリート壁を貫通し我が家までのルートを確保するのに2月以上かかった。ようやくNTTがきてダイニングまで引き込んだ。

 壁の穴開け2カ所と配線用の管などの取り付工事費として97,000円の請求である。ヤフーBBでは一カ所につき5千円と書いてあったたので、そちらにすればよかったたか。引き込みが電気と同じで簡単そうなテプコ光は、地下引き込みの地区はNOとのこと。OCNから別のプロバイダーに変えるのも、いろいろ面倒なので諦めることとした。

 事前に有線タイプのBBルーター(BBR-4HG)を、ネットより高かったがアキバのヨドバシで購入済み。今度の土曜にでも娘のPCも併せて4台(自分のは2台)の切り替え作業でもするか。 本当は無線で飛ばしたいのだが、コンクリの建物の中では無線の状態が悪く諦めたことがある。有線は見てくれは悪いが安定してよろしい。しかし、以前使っていた無線ルーターももったいない、カスケード接続して一台は無線で使ってみるか。いろいろやることが多そうな土曜日である。

 さて、我が家にケーブルが引き込まれたとの連絡を受けひとまず安心。我が家へのご帰着の前に、腹が空いたので軽く寿司でもひとつまみと、秋葉原東口駅前のスタンディング形式の「魚河岸日本一」へ。なんでも一貫75円。2貫づつ2種類注文するスタイル。一回の注文で4貫300円となる。生ビールを飲みながらツブ貝、エンガワ、ホタテ、煮穴子、活き〆寒ぶり、などをつまみ、最後に江戸っ子のしめ鯖でしめて都合1600円。安いねえ。これから飲むには、ちょっと食い過ぎたか。

 寿司屋から次の「しずか」へ。まずは燗酒でいっぱいやっていると、生無濾過特別純米「而今(じこん)」があるという。それを頂だきましょうと冷やで貰うこととした。この酒、三重県の名張市にある蔵元、木屋正酒造というところの産である。上智大を卒業した若い杜氏の大西氏が初めて作った酒が、去年の全国新酒鑑評会で金賞のを受賞したそうである。そりゃあ楽しみだとゆっくり味わう。

 純米にして香り高い酒だ。一口含むとほのかに甘い。すっきりとして飲み口はよい。九号酵母と私の好きな五百万石のコンビネーションを感じさせるいい酒だ。食べ物との相性にもよるが、沢山飲むにはやや甘さを控えめにした方がよろしいかも知れない。毎年味が微妙に違うのが純米酒である、受賞に奢らず地道に研鑽を励んで貰いたいものだ。今後に期待しよう。