今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

蕗のとうと「八海山」

2006年02月11日 | お酒

 前日の囲碁定例のOFF会の中で、某公社の理事さんから千葉の富士見にいい店があると紹介された。それではと早速行ってみる。一人じゃ寂しいので相棒に声をかけて行くこととした。京成千葉駅から線路沿いに千葉駅に向かって2分。その店「雨後の月」はある。ネットで事前に調べてみたらクーポンを出している。その点が少し気に掛かるが料理と日本酒がよいとのこと。

 さて、「升屋」本店の真ん前に今風の大きな暖簾斜めに掲げてある。入り口は狭いが中は低いカウンターにご主人と女性が2人。カウンターと小上がり、入り口近くに8人くらいの座敷風の小上がり。全体で30人くらいの店である。メニューを見るとお酒は「八海山」の清酒から吟醸までのクラスとあと数種類。種類は思いの外少ない。小さい店では多品種少量の酒の管理が難しいので、少品種に絞り、縦に揃えるのは賛成である。「雨後の月」の名称はご主人が広島呉市の相原酒造の酒に惚れたので付けたそうだ。勿論、店のお奨めにあるのは当然だ。

 三点セットのお通しで、まずは生ビールで乾杯し、刺身の盛り合わせ、山菜の天ぷら盛り合わせなどをつまみながら「八海山」清酒の冷や550円と「雨後の月」を650円を飲む。香り高いと言われている「雨後の月」が、いまいち香りが感じられなかったのは最近飲み過ぎで鼻が馬鹿になっているせいか。それにしても、蕗のとうのの天ぷらは実に美味、一足早く春の息吹を感じさせて貰った。野菜酒房と銘打つだけのものあった。〆では「八海山」特別純米、やはり旨いなあと感じる。旨い酒を一人4合近く飲んで3千円、値段的にもお手頃な店である。八海山ほか飲み放題もやっているという。今度は7~8人集めて飲み放題といこうかと相談。