一家団欒と孤独のどちらを採るかと問われれば、私は孤独を選ぶだろう。誰にも命令されず、誰にも命令しない。束縛されるのが嫌だから、束縛してはならない。そして、好きな時に働き、好きな時に遊び、好きな時に飲んで寝る。この気まぐれな好き勝手をするには、一人でなければならない。
しかし、そんな都合の良いことばかりではない。人手が欲しい時もあるし、淋しい時もある。又、これから身体が動かなくなれば、誰かの介護が必要になるかもしれない。元気だからそんな絵空事が言えるのだ。
いづれにしても今は元気だから、薪ストーブに当たりながらバロックを聞き、ブログを書いている。これは、つかの間の至福の時といえるかもしれない。