一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

872  土讃線春泥の靴なだれ込む    かよ子

2013年03月09日 | 

 土讃線は、香川県多度津町多度津駅から愛媛県を通り、高知県四万十町窪川駅まで、四国を横断する、およそ200キロメートルのJR四国の運営する鉄道路線。土佐と讃岐を結ぶので土讃線と呼ばれる。土讃線には、吉野川上流の渓谷、大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)などの景勝地も多い。

 さて今時、春泥の靴がなだれ込むような駅があるとは、考えにくい。何故なら日本全国、どんな田舎の道路でも舗装されているからだ。

 この句は、土讃線の「土讃」の別の意味「土を讃える」を使いたくて作ったのではないかと思う。

ジンチョウゲ(沈丁花) ジンチョウゲジンチョウゲ属の常緑低木

チンチョウゲとも言う

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