一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1053  空腹の腹が出ている獺祭忌

2013年10月11日 | 

(くうふくの はらがでている だっさいき)

 獺祭忌は、正岡子規の忌日で、由来は、唐の詩人「李商隠」が、文章を作るのに多数の書物を座の周囲に置いて参照し、自ら「獺祭魚」と号したところから、詩文を作るとき、多くの参考書を周囲に広げておくこと。子規が李商隠に倣い獺祭書屋(だっさいしょおく)主人と号したから。

 「獺祭」とは、カワウソ(獺)が、自分のとった魚を並べることで、人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところから言う。カワウソは、ラッコと近似種で、魚介類を食べる肉食で、泳ぎがうまい。ニホンカワウソは絶滅した。

 日本人の肥満度、メタボ率はこの十数年、次第に上がりつつある。全体的に女性より男性に肥満が多い。唯一、20代の女性に痩せ願望が強く、肥満が少ない。

 いづれにしても、日本人は「食べ過ぎ」であるが、特に問題なのは、ゴミとして捨てられている可食部分の食品が全体の40%もあるという。又、買ったままの状態で捨てられていたのは11%で、その6割が賞味期限の前に捨てられていたそうである。こんなことを続けていたら間違いなく近いうちに、私達にバチが当たることを覚悟せねばなるまい。

セイタカアワダチソウ

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