今回の26号と同様に、10年ほど前に伊豆半島沖を台風が通過した。その時は、私のプレハブの作業場の屋根のトタンがめくれてしまったし、友人の家の屋根なんかは、飛んでしまった。風がもろに当たる山の上だから、私は恐ろしくて近くの保養所へ避難したくらいだった。台風が去ってから、近くの山へ散歩に出ると、何本もの山桜が根こそぎ倒れていた。
今回の26号は、その10年前の台風とコースがほとんど同じなのだ。兎に角深夜で外は何も見えないし、風の音と建物の振動する音しか解らない。寝ようと思ったって恐怖で眠られず、30分置きにニュースを見るしか能はない。ニュースなんか見たってどうにもならないのに。
いづれにしても、26号があと50キロ内陸寄りを通過していたら、伊豆大島の被害は私達だったかもしれなかったのだ。毎日眺めている大島。無くなった方々にお見舞いを申し上げる。さて次の27号が発生し、同じコースを通るかもしれない。
コスモス(秋桜) キク科コスモス属